番外編。英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。だけではない。
番外編。
私には、密かに彼が7歳の時から期待して、応援している選手がいる。
ご存じの中井卓広だ。
幼少時の練習ビデオが、スペインで評判になり、その後、日本へ遅れて紹介されてきた選手である。
10歳くらいに、リアル・マドリードのアカデミーの練習に招待され、狭く門を悠々と通り抜け、フニベールでトントンと飛び級して行き、17歳でカスティーヨにも、たまに呼ばれ、監督のラウルにも気に入られている。前シニア監督のジダンにも幼少時から目をかけてもらっていた。ジダンにとっては、中井が昔の自分ような気がしていたのか?(これは言い過ぎですね、今のところ)
私は、昔、ヴェンガー監督に、中井卓広を他に取られる前に、ユースに呼んで欲しい、と嘆願のメイルをアースナルに送ったこともある。(これは事実です)
足は並の速さなので、ポジション的には、ボランチか左サイドハーフが向いていると私は思っている。
足元のうまさは幼少時から変わりない。ビジョンはあるし、パスの精度も高い。一番素晴らしいところは、ボールを受けた時のファースト・タッチである。肩を落として相手からボールを守り、滅多に取られないし、その後の球さばきも一流だと思う。相撲で言えば、<肩すかし>である。利き足は右だが、左でもシュートが打てる。枠外からのゴールも結構出来る。身長も180cmくらいに成長している。10月に18歳になる、現在17歳なので、まだまだ、どのように成長していくかは本人の、これからの努力と運次第。
ジダンやジェラードの様に、が言い過ぎなら、少なくともモドリッチやデブロイナ位までの選手に成って欲しいものだ。
これからも、あたたかく見守ってあげたいと思う。
久保建英の様に、相手を抜いて行くドリブラーではないので、派手さは無いが、運ぶドリブル(スペイン語でコンデュクシオンとか言うが?)上手い。Man Cのゴーディオーラ監督が好みそうな選手になってきた。
18歳になると、多分、リアル・マドリードとプロ契約を結ぶと予測するが、シニア・チームには外国人枠3人という足枷がある。だから久保選手の様に他チームへ、レンタルになるかもしれないが、もしも、もしも、このまま、リアルのシニア・チームに抜擢されたら、と考えると私の夢が広がる。
次代の日本代表の試合で、中井卓広が中盤から、キラーパスを久保建英に出し、それを久保がセンター・フォワードへクロスしゴールするというシーンが今から見えるのは、私だけではないだろう。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。