30、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。短い間隔で続く、年末年始の試合の始まり。リーズ戦へ、勢いを保つことが出来るか、の巻。
30、短い間隔で続く、年末年始の試合の始まり。リーズ戦へ、勢いを保つことが出来るか、の巻。
ウェスト・ハム戦は、選手みんなが一丸となって勝利した。何とか、この勢いをリーズ戦にも続けて欲しい。リーズはMan C戦の大敗で、プライドを傷つけられた直後の試合なので、気を引き締めて頑張ってくると思う。より以上の集中力を維持しないとならないだろう。
他のグーナーと同じように、サカ、マーティネリ、スミス・ロウの若手三羽烏の活躍を私は期待している。
だが、一番気になっているのは、ラコゼがこの試合でもキャプテンのアーム・バンドを着けているだろうか、ということだ。
最近の2試合は、代理キャプテンとして、チームを引っ張り勝利に貢献している。
何度も書いているように、私は彼に再契約して貰いたいし、来シーズンは実際にキャプテンになり、若いガナーズを、ピッチで彼等への見本として活躍してほしい。
もし、噂通り、オバメヤンが1月に放出されたら、ラコゼはアースナルに留まってくれるだろうか。
オバメヤンが出ている時より、出ない方がチームの勝率が良いという統計もある。
オバメヤンを、ムバッペやハーランド、ルドワンスキー等には、財政困難で手が出ないバルセロナあたりが買ってくれないかと思う。
ラコゼを納得させて、再契約してもらわない限りは、このまま今、彼をキャプテンにしていると、来シーズンにまた新しいキャプテン探しが始まる。
一月になると、彼は外国のチームとなら交渉可能(来夏に契約終了なので)になる。その前に、オバメヤンのことと、ラコゼの再契約問題を早く解決しておきたいところだ。そうしないと、次のトランスファー(移籍事情)の方針にも関わってくるので、悪循環である。どうして、経営陣はラコゼと再契約を優先して結ぼうとしないのか?? 彼は絶対にキープでしょう??
アーテッタは、オバメヤンが今日も出ないことを明言している。
私は、スミス・ロウとウーデゴールの共存と、ラコゼのワン・トップでフォーメーションを組めるか、興味津々である。
因みに、6試合組まれていた今日のプレミア・リーグの試合が、コロナ・ウィルス蔓延で、アースナル戦を含めて、たった2試合になってしまった。せめて、この試合だけは行われて欲しい。また無観客試合になるのだけは避けたい。ファンが居ないと、ホームもアウェイも関係なくなるので、サッカーの醍醐味が殺(そ)がれてしまう。
と書いていたら、アストン・ヴィラとバーンリー戦もキャンセルで、残るはアースナルとリーズ戦のみとなった。
急にこれも中止になると、アウェイで既にリーズに向かっているグーナー達が可哀想だ。何とか、アースナルだけでなく、全てのサッカー・ファンの為に開催されることを望む。
だが、この蔓延するコロナ・ウィルスへの対策に反するほど、多くの感染者が2チームに出れば、中止もやむを得ない。
試合開始。嬉しい。
4-2-3-1 フォーメーション。
怪我人続出で、15歳の選手がサブのベンチにいるようなリーズ相手だから、ウーデゴールとスミス・ロウ共存の超攻撃的布陣をとって欲しかったがしようがない。アーテッタはジャカが好きなのだ。
出だしから、次々とチャンスが出来るが決められない。向上の余地が大いにあるところだ。
相手キーパーは忙しい試合となるだろう。
0:0の試合結果は99%ないと思う。
リーズは傷だらけなのに、11人全員が守るだけという、モリーニョ戦法を取らないことに敬意を表しよう。だから、私はこの監督が好き。
だが、サッカーは、時に残酷になる厳しい世界である。今のガナーズの攻撃には到底、耐えられまい。
1:0 アースナル。
前試合と同様にラコゼがアシストして、マーティネリが先制点を入れる。すっかり、怪我前の彼に戻ってきた、と言うよりも精神的には向上している。
オバメヤン状況の中で、一番、利を得ているのは彼だ。
2:0
ジャカの得意な縦のスルー・パスにマーティネリが反応し、彼が2点目を入れる。メッシのような、綺麗なゴールだった。
3:0
サカのショットが相手DFに当たりながらもゴール。
セカンド・ハーフ
ジャカ、ジャカ、ジャカ、どうしていつもホット・ヘッドなの? レッド・カードを貰ったらどうするの?、自分の所為で10人に成る同僚のことも、すこしは考えて。今回はラッキーだったけど。
富安がボールを前に蹴って、相手選手を置き去りにするプレイは、ガレス・ベイルを思い起こさせるスピードがある。ベイルも最初はSBだった。もし怪我人がいっぱい出たら、ウィンガーでもいけそうだ。
3:1 ペナルティ、リーズ。
ホワイトの酷いタックルだった。前半で3点入り、集中力が切れているのではないか、ガナーズ。後10分は、じっくり守りも固めて、落ち着いていないといけない。
スミス・ロウがサカに代わって登場する。何とか、ラコゼと絡んで彼に得点させてくれないかと期待する。ラコゼの働きには、全てのグーナーが感謝していると思う。
4:1
この時を待っていた。ウーデゴールとスミス・ロウの絡み。カウンター・アタックから、前者のパスを後者がキッチリ決める、素晴らしいゴール。最近のスミス・ロウは、金を産み出すマイダス・タッチのように、得点する。
試合終了
富安、又もや素晴らしいパフォーマンスで、楽しませてくれた。アースナルにとっては、何と安い買い物であったことか。ロンドンの白でなく、赤に来てくれてありがとう。赤いユニフォームが似合っている。
それにしても、天敵のライバルではあるが、トッテナムが心配になってくる。武田信玄が上杉謙信に塩を送ったように、早く状況が改善していくことを祈る。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。