85、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。 チャレンジャーの気持ちを持ち続けることができるか!❢ガナーズ、の巻。
85、チャレンジャーの気持ちを持ち続けることができるか!❢ガナーズ、の巻。
【19日】St. Totteringham's Day(数学的に、トッテナムより上位が決まる日)が、限り無く近づいてきた。殆ど半期を過ぎ、スパーズは1試合多く、ガナーズより消化していて、それでも14ポイントの差をつけている。
今日、Man Cがトッテナムに勝ち、22日にガナーズがMan Uに勝利すると、その差は17ポイントになる。もし、スパーズが意地を見せて、Man Cに勝ったとしても、ガナーズが2位との差を広げる手助けになる。
アースナルにとっては、Win-Win-Situation(どちらに転んでも有利になる状況)である。
その上に、Man Uが先のクリスタル・パレス戦で引き分けたのも、1ファンには嬉しい結果だった。
さて、22日の試合であるが、ラシュフォードを抑えられるかどうかが勝負の分れ目になるだろう。
彼は、全盛期のガレス・ベイルのようなパワフルでスピードのある走りをする。
ベイルがアースナル戦が得意だったように、ラシュフォードもまた然りである。
彼の弱点は守ることなので、なんとかソコをサカが攻めて、カウンター・アタックでゴールを狙いたい。
サカが自由に動けるかどうかは、右SBがラシュフォードをどれだけ抑え込めるかに掛かっている。今の富安の調子では無理かもしれない。ホワイトにもキツイだろう。
なので、ガナーズは今日、なるべく左サイドで勝負したいものだ。
オールド・トラフォード(Man U本拠地)では、アウェイ・チームに不利な判定をレフリーが頻繁に下す。先日のMan C戦は、その典型的な例だった。今季のライバルではあるが、Man Cには気の毒な結果に終わり同情する。
だが、今日はアースナルの本拠地での試合である。レフリーが、少なくとも、均等の判断をすることを1ファンは願っている。
【19日】ブライトンから、£21m +α という格安移籍額で、レアンドロ・トロサールを獲得。28歳なので<育てて売る>ことは不可能だが、彼にはプレミア・リーグでの豊富な経験があるという強みがある。最近は、10番の位置でも活躍しているので、ウーデゴールのサブとしても、十分にやっていけるだろう。ムドリクは魅力的だが、アースナルにとっては、余りにも高額過ぎた。
それにしても、チェルシーは1シーズン中に、同じようなFWばかり取ってどうするのだろう。スターリング、フィリップス(ローンで)、ムドリクを買い、野球で言う<4番ばかりのチーム>を作る気か??
既に他にもウィンガー・タイプのFWが居るのに、監督は皆をハッピーにさせる様に使いこなせるのか?? 知らんけど!❢
よそのチームながら、興味深く見ている1ファンである。
【20日】トロサール契約完了。Man U戦にも出場可能なので、ベンチ入りするかもしれない。
【22日】試合開始。
4-3-3 フォーメーション。前試合と同じイレブン。富安はベンチ。
Man Uは、ラシュフォードがトップではなくウィングでスタート。これはガナーズには都合が良いと1ファンは思う。
先の試合でグーナーがスパーズを応援したように、Man Cファンは、お隣の天敵Man Uの勝利を今日は期待しているだろう。
【〜10分】ガナーズが攻め、チャンスもウーデゴールとパーテーにあったが、Man Uがプレイ・スピードを遅くしようとしている展開。
【15分】コーナーキック。何も起こらず。
【17分】ゴール。Man U。嗚呼!❢ 1:0。Man U。
恐れていたことが起こった。ラシュフォードの素晴らしいゴール。CR7 が居なくなってからの、彼の活躍は予想を超えている。
すばやく同点弾を狙おう、ガナーズ。
【24分】ゴル、ゴル、ゴル、ゴー〜ル。
1:1。エンケティア。今季のアースナルは、先に点を取られてもパニックにならない。ジャカが彼を見つけ、得意のポーチャー・ゴールを決めた。
【28分】Man Uのカウンター・アタックは危険だ。マクトミーのロングシュートを、誰あろう、守護神ラムズデールがスーパー・セーブ。
【33分】若く情熱的なアーテッタが、コーチ枠から出て過剰な抗議とされ、イエローカードを貰う。選手達に彼の思いを見せるところが、1ファンは大好きである。
【〜40分】50-50の試合展開。
前半戦最後の時間帯に、相手に点を入れられると、後半戦の勢いが違ってくるので、しっかり集中して守っていこう。
ハーフタイム。
相手のカウンター・アタックには、十分に気をつけて対応し、途中でボールを奪い、サカかマーティネリのカウンター・ゴールを期待する。
後半戦。
ホワイトに替わり、富安が登場。怪我なのか、イエローカードを貰っているからか、富安の新鮮な足で、ラシュフォードを抑える為かの、どれかだろうと1ファンは思う。
【53分】ゴール!❢ サカ。2:1アースナル。
彼の、カットインからのロングシュートがネットを揺らした。
富安にアシストが付いたが、ほとんどサカのソロ・ゴール。
【56分】ラムズデールが、ラシュフォードのシュートを素晴らしいセーブで防ぐ。
Man Uは、非常に危険なチームである。
【58分】ゴール。Man U、マルティネス。
2:2。嗚呼!❢
この2チーム以外のファンは、楽しい試合だと思って見ているだろう。
富安がラムズデールの邪魔をしてしまった。
富安は今のところ、ラシュフォードに遊ばれているので、気を引き締めてほしい。
【66分】ウーデゴールにチャンス。シュートはホームランになった。
次のゴールが、決勝点になるような予感がする。
【73分】ジンチェンコのシュートは、デ・へヤの手に収まる。
【78分】VARチェック。危ない。もう少しでペナルティを与えるところだった。快速ラシュフォードにラムズデールが触らなくて良かった。
【83分】マーティネリに替わり、トロサールが、赤いユニフォームで初登場。
【84分】今のサカは、どのSBにも手に負えない。ショウがイエローカード。
デ・へヤが、エンケティアのショットをビッグ・セーブ。
【90分】ゴール。エンケティア。3:2、アースナル。
またもや彼のポーチャー・ゴール。ネット内へ押し込んだ。
ジンチェンコがオフサイドということでの、VARチェックの末、ゴールは成立した。
1ファンはこのゴールに狂喜する。決勝点を入れた時間帯も最高であった。
試合終了。
3:2。アースナル勝利。
他チームのファンは、<まだまだ半分しか試合を消化していない、いつものアースナルに戻りその内、崩れ落ちていく>と思うだろうが、それは<嫉妬>というものである。
今年のガナーズはやっぱり違う。プレッシャーにも対応出来ている。
このまま、レスターのように突っ走っていけるだろうと、今季初めて1ファンに思わせてくれた試合であった。
ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
アースナルKの他のnoteもあります。
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