28、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。今期2度目の3連敗は回避して、ファンを安堵させて、の巻。
28、今期2度目の3連敗は回避して、ファンを安堵させて、の巻。
ホームでサザンプトンを迎え撃つ。不甲斐なかったアウェイの2連敗を、しっかりと反省し、今日はファンを納得させる試合を求める。
それにしても、どうしたのか?、病気なのか?、オバメヤンの不調は長すぎる。一時的なフォームの下落では無く、もうキャリアの最終的な限界に達したのだろうか。
一点でも入れることが出来たら、ストライカーは立ち直る。それが、まぐれのゴールであっても、今までの不調がフェイク・ニュースだったかのように、ゴールを連発し始める事もある。オバメヤンにもそうなってほしい。
だが、もし彼が、もう体力の限界に来ているのであれば、たとえ気持ちをリフレッシュするゴールを一度決めたとしても、また駄目になる可能性もある。彼が現在、アースナルのキャプテンなのも厄介なところだ。
昔、ヴェンガー監督が、若きファブリガスをキャプテンにしたように、私や他のグーナーのご贔屓の、スミス・ロウかティアニーを抜擢してくれないかと思うが、無理だろうか。
さて、今日の試合であるが、スミス・ロウは出られるだろうかというのが、私の一番の関心事である。先発して欲しいが、股関節辺りの怪我は厄介だ。
このところの2試合の敗戦で、彼がアースナルにとって、超重要な選手に成長したのを実感したので、無理はさせないで欲しい。
サカと彼は、今のチームの宝石である。この二人を中心に、これからチームを作っていってもらいたい。
今日はまた、4-4-1-1に戻る。
やはりスミス・ロウは怪我を治すことが先決なので先発はしていない。
オバメヤンは、ベンチにも座っていない。怪我でもないのに、何かがチーム内に起こっているようだ。アーテッタ曰く、チームの調和を乱すことをした彼への懲罰らしい。
もし彼が、1月に他チームに売られれば、ラコゼの気持ちも変わるだろうか。
いつも書いているが、ラコゼには契約更新して欲しい。オバメヤンと、どちらを取るかと尋ねられれば、私は、断然ラコゼに居てもらいたい。
ジャカが、あんなにホット・ヘッドでなければ、オバメヤンも自分に向いていないキャプテンになる事もなく、ストライカーとして気楽にゴールだけを入れていれば良かった。同情はする。
だが、それはさておき、今はキャプテンなのだから、自分の欲求不満を他に向けるのは間違っている。
ぺぺは、1月に出て行く可能性が90%くらいありそうだ。その代わりにケティアの契約更改を急かすアースナルの目論見が見えてくる。
試合開始。
選手もオバメヤンの件で、アップセットしているのか、押され気味に試合が進んでいる。ラムズデールも忙しそうだ。アースナルも、たまにはラムズデールが寒くて炬燵が必要というような楽な試合を出来ないものか。
1:0 アースナル。
臨時キャプテンになったラコゼが、サカのカット・バックのパスを、キッチリ決めてくれる。
ラムズデールは、バイエルン・ミュンヘンのノイヤーのように、迷うことなくパスを迅速に出せる。イングランドの正ゴールキーパーになる日も近いだろう。ボールを持つと<危険な匂いプンプン>のレノとは随分違う。
2:0
ティアニーのアシストでウーデゴールが3試合連続のゴール。タヴァレスも良いが、怪我が無ければ、守れて、正確なクロスをだせる彼が、ファースト・チョイスだ。同じポジションに2人良い選手がいると、競争があり、お互いに切磋琢磨して進化していくだろう、と今後に期待している。
後半戦。
今日のガナーズは、ショットを無駄にせず、ゴールを決めているのは良いことだ。
気を抜いて、守りに入るのだけは避けて欲しい。何とかあと一点は入れられるように、攻撃を緩めてはいけない、と思って見ていた。すると、その後、ガブリエルがネットを揺らす。惜しくもオフサイド。残念。
3:0
ガブリエルが相手キーパーより、高く飛び、マーティネリのコーナーに合わせてのゴール。
試合は決まった。
今日のガナーズは気合が入っている。
覚醒したマーティネリのショットがバーに嫌われ残念。
富安のショットもキーパーに止められる。
今日も富安は素晴らしい。英国人のグーナー達の心も掴んでいる。日本人にも、こんなスケールの大きい選手が出て来たかと、私は感慨深い。彼はサッカー界の大谷翔平だ、と言うと言い過ぎであろうか。(まだまだ言いすぎですね)
私は、カタールの次のワールドカップの日本代表チームに期待している。
DF富安がボールを前に運び、8番か10番の中井卓大にパス、中井が相手を交わしながら、右サイドの11番久保建英にスルーパス、それを受けた久保が高速ドリブルで相手SBを抜き去り、クロスを上げ(まだ誰かは分からないが)、9番のストライカーがきっちり決める、という筋書きを今から描いている私である。
ではまた。
次戦は、ウェストハムとの天王山戦、トップ4を獲得する為には負けられない。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。