79、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。 W杯で健闘した日本代表の将来に夢を馳せつつ、準決勝のアルゼンチンに期待する、の巻。
79、W杯で健闘した日本代表の将来に夢を馳せつつ、準決勝のアルゼンチンに期待する、の巻。
【12月12日】日本は惜敗したが、1ファンは今も、今大会の何が起こるか予測出来ないサッカー界の下克上を楽しんでいる。
熱狂的なW杯を熱狂して楽しめるのは、熱狂的サッカーファンだけの特権である。4年に一度だけなる俄かファンの為ではない。
明日は、準決勝のアルゼンチンvsクロアチア戦。
GOAT議論ではメッシ派の1ファンは、なんとか彼にW杯優勝メダルを首に掛けさせてあげたいと思う。
日本戦でも分かるようにクロアチア・チームはしぶとい。だが、前回と同じチーム同士の決勝戦(フランスと)だけは避けて貰いたい。何としても、アルゼンチンvsモロッコの決勝戦を見たいものである。
今大会のモロッコ・チームは、ストライカーまで、一生懸命に走り、相手にプレスをかけ守備に貢献している。監督を含めて全選手が100%の闘いをして、実力以上の何かがチームに乗り移っているように見える。
ポルトガル戦では、1ファンは見ていて、とても清々しい気持ちになり、この今年の世界中の人々が厳しい冬を堪えている中、感動を与えてくれて有難う、と伝えたいくらいだ。
さて、アルゼンチンvsクロアチア戦であるが、1ファンは前者の勝利を確信している。何故かというと、メッシがゴールすることに執着していないように見えるからだ。
彼は何時もボールを持っていない時は、ただ歩いているので、マンツーマンで付きまとうのは不可能な作戦だと思う。
だが、彼にはピッチ全体と試合の流れを読む能力とヴィジョンがあるので、我らにはただ歩いているように見えても、それは、ただ歩いているわけではないのである。
だから、彼がオフザボールで急に動き出すと、相手選手には先が見えていないのですぐに対応出来ない。
ボールを持つと女王バチのように、相手選手を3、4人惹き付け、彼らの足元をかすめて行く、インターセプト出来そうで出来ない微妙なパスを出す。ゆるいパスでも、ちゃんと、彼が空けてくれた隙間に入ってくる味方選手に届いてしまう。この0.01秒の時差で出すパスのタイミングには、どんなDFも対応しきれないだろう。
この能力は教えられて身に付くものではないから、メッシはユニークな天才と言われるのだと思う。
テレビの解説者達は、現役時代には自分も世界的な選手だった人達である。そういう人達が褒めまくるのは、自分が最盛期だった頃でも、このプレイは出来なかったと思うことを、簡単にメッシがやってしまうからだろう。
今大会では、ゴールに固執しない分、この才能に拍車がかかって、プレイ・メイカーとして傑出しているように見える。
クロアチア戦は、彼と同じくバロンドール受賞者のモルディッチとの<キラーパス出し合戦>を楽しみにしていよう。
もし、怪我上がりのディ・マリアが先発出来たら、ウィングプレイに速さも加わる。彼は、2戦連続でペナルティ合戦で勝ち上がり疲労もあるクロアチア選手達を脅かす存在に成りうる。
なので、アルゼンチンの勝利確率は大きく上がる、というわけである。
予測はできないが、明日の試合を楽しみにしておこうと思う。
【13日】試合当日。
今年のアルゼンチンは、メッシだけではない。
若きMan Cスターのアルヴァレスは、チームのメッシ依存を完璧に払拭した。
試合開始から20分頃までは、試合観戦をしているようなメッシだったが、動き出すと誰にも先が読めない。
ゴールはアルヴァレスにパスすれば決めてくれる。
ペナルティは、きっちり自分が決める。
3点目のアシストは素晴らしかった。あれだけのドリブルをしながら、アルヴァレスの動きを把握していて、あんなに絶妙なパスを出せるとは!❢ 感嘆する。
メッシは、イエローカードをオランダ戦で貰っているので、早く交代させてほしいと1ファンは願う。
ここまで来て、彼が決勝戦に出られなくなるのだけは避けてほしい。
もし、そんなこと(決勝戦欠場)になったら、それは世界のサッカー・ファンへの犯罪行為である。
1ファンの杞憂は杞憂だけに終わり、アルゼンチンが勝利した。
明日は、モロッコがフランスに勝ってくれると嬉しい。
フランス・チームも好きだが、1ファンはモロッコ選手達に、また、もう一つの夢を見せてあげたい。
明日は応援するから。
モロッコ頑張れ!❢
もし決勝戦がアルゼンチンvsモロッコになったら、球場内の盛り上がりは最高潮に達するだろうな、と1ファンは想像し、スタディアムに行ける観客に嫉妬する。
ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
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