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移籍状況の途中経過③。英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。

移籍状況の途中経過③、の巻。

【8月3日】チド・オビ・マーティンが数日中に、Man Uのメディカル・チェックを受けるとのニュース。グーナーとして、<アソコにだけは行って欲しくない>と思っていたが、彼は、ドイツからの数あるオファーを断っているらしい。将来、素晴らしいストライカーに成長するのが目に見えている。
彼を放出(それもフリーで)したのは、アースナル経営陣とアーテッタのミステイクだったと、今でも1ファンは考えている。
映画<プリティ・ウーマン>で、ジュリア・ロバーツが、高級ロデオ・ドライブ通りの店員に言い放った台詞を引用させてもらう。
<You work on commission right? Big mistake, Big! Huge!>(あんた達、契約で働いてるんでしょ? 大きなミステイクしたわよ、大きな、途方もなく大きなのをね!) 
と、言いたい放題の1ファンである。

因みに、この2年間、欲しくても高くて手の出なかった、ナポリのオシムヘンが、移籍交渉の煉獄中に浮いている。
高額な値をナポリが付けている為に、お金持ちのチェルシーでさえ、買えない。金銭難のナポリは、唯一のアセットであるオシムヘンの値を落したくないのだろう。
今はNo. 9の枯渇期なので、若くてまだ1、2年くらいしか実績のないストライカーでも、値段がどんどん吊り上がっている。強豪チームが欲しがっているという噂が流れると、売り手はすぐさま契約更改をするので、選手の値がまた上がる。
オシムヘンも25歳を越えた。グーナーになっても、活躍が100%保証されている訳ではないので、1ファンは諦めている。

エンケティアをマルセイユが欲しがっているが、売り手と買い手の値段が合わず、交渉は難航している。
アースナルは£30mプラス<sell-on clause>(相手が将来、彼を売った場合にアースナルが、その何%かを貰える権利)まで付けて引かないようなので、決裂する可能性の方が高い。
プレミア・リーグでは、最近、選手の売り買いのバランスにうるさいので、£100m 前後のストライカーを手に入れる為には、何人も売らなければならない。
1ファンのリスト内にあるのは、ジェズス、ネルソン、ヴィエラ、パーテー、ジンチェンコ、キヴィオール等である。

【8月5日】ユベントスのFW/MFのフェデリコ・キエーザが、残り契約期間があと1年になったので、またアースナルは目を向けている。2、3年前にも噂になったが、彼も高くて買えなかった。(こう書くと人身売買のようだが、実際そうなのだから他に書きようがない)
1ファンはマーティネリの大ブレイクを、今季こそ期待している。その上、トロサードも健在なので、LFW の位置に3人目は要らないと思う。
が、アーテッタはユーティリティ・プレイヤーが好きなので、MFも出来るキエーザは好みかもしれない。

£25mで、久保建英の同僚MF、ミケル・マリノ獲得を検討中(the Daily Mirror 紙)というのもある。28歳だが、アーテッタが好みそうな選手なので可能性は大きくあると思う。レアル・ソシエダの契約最終年だし、アースナルがお得な交渉も出来るかもしれない。

1ファンは、ヘディングも出来る高身長で快速のNo. 9が来てくれれば、今季はそれで満足する。ジェズスのような、ボールを取りに下がり過ぎるストライカーは要らない。
と、いう理由で、噂が出たMan CのFWアルヴァレスも No Thank You!! である。

本日は、この辺まで。

ではまた。
アースナルK (クリエーター名)

他にもマガジンがあります。一気読みできます。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。

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