51、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。2連敗の後の正念場、アウェイのサウサンプトン戦。若きガナーズは踏ん張れるか、の巻。
51、2連敗の後の正念場、アウェイのサウサンプトン戦。若きガナーズは踏ん張れるか、の巻。
【13日】ガブリエル移籍について、アースナルとバルセロナが交渉中という記事を読んだ。もし、これがフェイク・ニュースでなければ、今年の活躍で、価値が大きく上がったガブリエルを、ある程度の高額移籍金と、誰か選手を要求して売るつもりなのだろう。
こういう記事が出てくるのも、マルセイユへローンしているDFサリバが、フランスのナショナル・チームにも選ばれる程、着実に成長しているからだと思う。経営陣とアーテッタは、彼を呼び戻すつもりなのだろうか。
ガブリエルを失うのは厳しいことだが、高額の移籍金プラスある選手も獲得できるのであれば、アースナルにとっては、良い商売だと1ファンは考える。もし、1ファンの想像(移籍金+選手で交渉)が当たっていたとしたら、ガナーズに相応しい、あるバルセロナの選手とは誰なのか。
バルセロナのチーム事情はよく知らないが、若い選手は、相手が手離さないし、ベテランはアースナルが望まない。そう考えると、残りの選手の中から、欲しいのはフレンキー・デ・ヨングだけである。
あとは、オバメヤンの活躍で弾き出された感がある、メンフィス・デパイも、年齢は28歳だが考慮しても良い。Man U 時代はハズレ選手だったが、アースナルには向いているかもしれない。
最初に書いたガナーズの2人がローテーションで、共存出来るのであれば、ガブリエルは売りたくない。共存させる為には、ガナーズが来季、チャンピオンズ・リーグに参加するかどうかが問題である。ダメでも、少なくとも6位以内(ヨーロッパ・リーグ)でシーズンを終了させないとならないが、後者の結果だと、すでに他で活躍中の素晴らしい選手を獲得するのは難しいだろう。
1ファンのご贔屓CFW、ナポリのオシムヘンなどは<高根の花>になってしまう。
さて、今日のサウサンプトン戦であるが、長期離脱のパーテーとティアニーに加えて、富安もまだ無理だろうし、怪我を再発しないように次戦のチェルシー戦に温存しておきたい。
何とか選手たちが、プレッシャーでコチコチに固まらないで、試合開始から、自分達の持っている能力を発揮して欲しいものだ。
ジャカは、やはりMFで出場してキラー・パスを出すのが一番良い。<ホット・ヘッド>なので、たまにレッド・カード覚悟の、危険なタックルもするが、パーテーが居ない今は、MFの位置に必要な選手である。その上、LSBでプレーすると、足の速さが<並み>なので、相手チームの俊足FWに付いて行けない。その結果が、相手の得点に繋がるリスクがある。
アーテッタに叱られて反省していると思うので、タヴァレスにも、もう一度チャンスを与えたい。
1ファンが、今日の試合でガナーズに期待していることは、ただ一つだけ。<怖気づかないで、試合開始から前に進む早いパス回しをして欲しい>である。そうすれば自ずと先取点獲得に繋がるだろう。
【15日】ラコゼが、練習風景の中に居ない。何か個人的理由のようだが、<薮の中>の事情で何故だか分からないと思っていたら、流行り病感染だった。
試合開始。
4-3-3 フォーメーション。
タヴァレスがLSBに、ジャカが定位置に戻り、ロコンガとチームアップ。
FWは、センターにエンケティア、両翼にサカとマーティネリを配する。
今日はタヴァレスのやる気ある(あり過ぎない)プレーを見たい。
今期、2度目の3連敗は許されない。
前半戦。
先制点をガナーズが入れられるかどうかに、この試合の行方がかかっている。
遅いサイドパスやバックパスは、態勢を整える時以外はして欲しくない。
最初のコーナーキックには、何も起こらない。サカのショットはブロックされる。
気を抜いてはいけない。サザンプトンのウィングからのカウンター・アタックは危ない。チェルシー戦大敗の後なので、彼らはプライドを掛けてプレーしている。
マーティネリのシュートは相手キーパーが簡単にセーブ。
両チームとも、攻撃的な試合をしているので、先のブライトン戦のようにガナーズが怖気づいていないところがいい。
【17分】サカのシュートをベテランのフォスターがグレイト・セーブ。相手キーパーが活躍する嫌な予感がするが、アースナルも徐々に勢いを付けつつある。と、思ったのも束の間。また試合が凪状態になってきた。ポゼッションだけではいけない。ゴールに繋げるキラーパスは、誰から出るのか?
Go, go Arsenal!❢
【34分】タヴァレスの快足で得たフリーキックを、セドリックが2度も無駄にした。彼はやはりサブの選手、富安の復帰が待ち遠しい。
40分過ぎの失点だけはしないように、ガナーズは気を引き締めて。
【44分】1:0。サザンプトン。嗚呼!❢
ブライトン戦と同じ展開。ただのフリーキックから始まり、一点のビハインドを背負ってしまった。
アースナルは、どうしていつも、自らで自らにプレッシャーをかけるのか。1ファンは(怒)(怒)。
嫌な嫌な状況になった。
ハーフタイム。
アーテッタも、気を入れて選手に発破をかけないと許されない。
アーテッタの今日の作戦は何だったのか理解できない。
後半戦。
勢いをつけるために、開始早々の同点弾を望む。絶対、<嗚呼!❢²>は書きたくない。
ブライトン戦の最後の10分間のやる気はどこへ消え去ったのか。
サザンプトンはスロープレーで、守りに入ったかと思っていたら、またガナーズが要らないチャンスを相手に与えてしまった。
スミス・ロウとペペの出番は近いだろう。アーテッタの采配の見せどころである。
エンケティアは基本的にポーチャーなので、彼にボールが行かないとあまり得点は期待できない。今日は機能していない。ドリブルラーのペペとは違う。
【59分】セドリックに替えてスミス・ロウ。負けているのだから当然だが、攻撃的な交代。
何とか、タヴァレスが自信をつけるゴールを決めてくれないかと密かに1ファンは期待する。(無理だろう)
早く同点にして欲しい。誰がヒーローになれるのか、胆の据わった選手は誰なのか。
ドンドン、サザンプトンは守りを固めてくる。崩すのが難しくなる。
【70分】タヴァレスに替えて、ぺぺ投入。
どうしたの? アースナルよ! 気概を見せて❢
【73分】また、相手キーパーが活躍する試合だ。スミス・ロウのミス・キックが幸いしてゴールに入るかと思ったが、ファスターがセーブ。
フォスターがセーブを連発する。
いくら攻め続けても、それが点に結びつかないと意味がない。ブライトン戦よりはマシな試合をしたが、ゼロ点では勝てない。
こういう時、英語では、Same old story for Arsenal. (アースナルのいつもながらの話さ)と言われる。
試合終了。
下位チーム相手に3連敗。1ファンは、もう言葉が無い。これでは6位以内も危うい。オシムヘン獲得は遠のいた。
今夜は、ピンクのスーパー・ムーンを観て、気分を紛らわせようと思う。
ではまた。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1〜アルバムに追加中。
追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1〜をお読みいただけます。