73、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。天敵リバプールという癌を完治出来るか、ガナーズの巻。
73、天敵リバプールという癌を完治出来るか、ガナーズの巻。
【10月6日】ヨーロッパ・リーグ戦。
富安は先発したが、試合勘はまだまだ鈍い。パスミスが目立つ。3バックの右の守備もホールディングに助けられる場面もあった。
ガナーズの12人目の選手は、今日はあまり声を上げていない。
球場内のグーナーたちがナーバスになっていた、エンケティアのポーチャー・ゴールが入るまで。
このへんが、アンフィールドと違うところである。
ジャカは今季、ファールされてもホットヘッドにならなくなった。
口では、<俺は変わらない>とか言って強がっていたが、心の内では、<俺のレッドカードが原因で負けた試合が無かったら、今頃チャンピオンズリーグでプレーしている>と反省したのではないかと、1ファンは思っている。良い方向に変わってくれたので文句はない。
この試合は勝ったけれど、80分を過ぎるまでは、全然スピード感のない、全く面白くない試合だった。
こんなトロいプレーをしていたら、天敵リバプールには敵わない。今は、相手が少しスランプ状態なので、勝つチャンスなのに。
富安は、試合が進むに従ってプレーが良くなった。
試合の終了間際には左のSBも上手くこなしていた。スイス・アーミー・ナイフ型富安の面目躍如である。
【9日】リバプール戦。
何故か、アースナルを得意にしているジョタが、サボり日であるように願っている。
試合開始。
4-2-3-1 フォーメーション。
富安が左のSBで先発している。
先のヨーロッパの試合で上手くこなしていたので、サラ相手に足が速く身体的にも優れている彼が、サラを抑えて昨季の屈辱を晴らす時が来た。
【1分】ゴール。マーティネリ。1:0アースナル。
ドリーム・スタート。サカがハーフウェイ辺りからドリブルで運び、ウーデゴールにパス。彼のパーフェクト・スルーパスがマーティネリに。シッカリと決めてくれた。何故だか分からないが、早すぎる先取点を取ると、その後、なかなか追加点が取れないことが多い。守りに入らず攻めていこう、ガナーズ。
【12分】相手コーナーキック。ヴァン・ダイクのヘディングは枠の上へ。
【15分】天敵ジョタがジェズスのハンドボールを主張するが、ペナルティにはならない。
【21分】マーティネリが運び、カウンター・アタックを仕掛けるが、彼のクロスに合わせるガナーズが居ない。
【28分】富安は守るだけでなく、ジェズスと共に攻撃にも参加している。ウーデゴールも加わるが、ジェズスのショットは実を結ばない。
【34分】嗚呼!❢ ゴール。 リバプール。1:1。
今まで調子の悪かった、ベンフィカから高額移籍のヌネズが決めてしまった。
Why, why, why!! なぜアースナル戦で元に戻らなければいけないのか。ガナーズの集中力の欠如だった。
【45分】ゴル、ゴル、ゴル、ゴ~~ル。2:1。アースナル。マーティネリのパスをサカが決めた。
ハーフタイム。
一番良い時間に追加点を奪ったガナーズ。後半戦もこのまま突っ走って、あと2点くらい入れることを1ファンは望む。
富安は、サラをよく抑えている。素晴らしい。
後半戦。
【50分】ウーデゴールがビッグ・チャンスを外す。マーティネリのいい働きを無駄にした。
【53分】嗚呼!❢ ゴール。2:2 リバプール。ファーミーノ。
ビッグ・チャンスを外すと、こうなるという典型的な例。またもや集中力が切れた。アースナル戦が大好きなジョタとファーミーノのコンビにやられた。
【59分】ジェズスが倒れているウーデゴールにつまずき倒れた、と見えたが、その前に相手選手の腕が顔に当たっていた。しばらく起き上がれ無かったので心配したが、大丈夫そうである。
【64分】今日は、ウーデゴールの日ではないようだ。彼のシュートは、サカのハンドボールが先にあったので、ゴールにはならなかった。
【69分】富安のポケットに入れられたサラが交替。リバプールは引き分け狙いで守るつもりか?
そうはさせない今季のアースナル。あと、20分以上ある。追加点を上げて勝ちに行こう。
【72分】チャンス。今日のマーティネリは、どんなDFにとっても、頭痛の種で止められないだろうと思う。囲まれながらも、ジャカにパスを出したが、運が無くキーパーのアリソンの手に入る。
【73分】ペナルティ。アースナル。
ガナーズのプレッシャーに負けて、ティアゴがジェズスにファール。
【74分】ジャカのホットヘッドが出た。手は出さないように。ジャカらないで。
【75分】3:2。ペナルティ・ゴール。アースナル。サカが決めた。
クロップ監督はサラを交替させた事を悔やむことになるだろう。
【78分】ガナーズにプレッシャーのコーナー・キックを何とマーティネリが守り、ボールを安全地帯に運ぶ。
ブラジル人の彼とジェズスはピッチの端から端まで動き回る。だから、ブラジル・チームはいつの時代でも強いのだろう。
アースナルの2人は、こんなにも活躍していてもナショナル・チームに選ばれないのだから。
【79分】ファーミーノのシュートを守護神のラムズデールがフィンガーチップで弾き、ジェズスがクリアー。素晴らしい。
【82分】ウーデゴールに替わりティアニーが最後を締める。
【89分】リバプールのペナルティ・アピール。VAR。コンタクト無しである。
恥を知れ、エリオット。若い選手のするプレーではない、と1ファンは怒る。
【91分】ジェズスがエンケティアと交替。
【93分】コーナーキック、アースナル。リバプールのファンの怒りを逆撫でするように時間をかけるマーティネリ。
Who cares!! (構うものか)。1ファンはグーナーなのだ。
【94分】サカに替わり、ヴィエラが守る。
試合終了。
3:2 アースナル。
Man Cから1位の座をたった1日で取り戻す。昨季と違い、試合終了間際のプレッシャーにも耐えられる今季のガナーズである。今日は苦手の天敵リバプールにも勝利した。
ハーランドの快進撃を止めて、Man Cに勝てるかもしれないと、1ファンに期待を持たせてくれた今日の試合であった。
富安も本調子に戻り、サラを抑えて良いプレーをした。彼をLSBで先発させたアーテッタ監督の今日の采配は、満点だったと書いておこう。
ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
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