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42、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。ウルブズ戦。シーズンを、今の選手層で頑張れるのか、の巻。

42、ウルブズ戦。シーズンを、今の選手層で頑張れるのか、の巻。

想像していた通り、アーテッタはレギュラー11を残して、周辺の選手の総入れ替えを試みているようだ。
トランスファー最終日には、入る選手3人のみ、13人を放出という決断をした。3人は、名前も聞いたことのなかった、良くて2番手の控え選手で、13人の内訳はオバメヤンは別にして、若手のローンとか、よくアースナルがする事で驚かない。
それが英断だったのか、愚策だったのかは、今シーズンの結果次第で意見が別れるだろうが、選手層がペラペラに薄くなったのは確かである。

残りの試合は、プレミア・リーグのみで、試合間隔が長いので、何とかシニア選手達は、怪我なくリーグ終了まで頑張ってほしい。

超重要選手に成長したサカも2023年夏で契約終了なので、今のうちに高額のBuy-out-clause(ある金額を他チームが出せば、契約期間内でも、選手が移籍できる)を含む新契約を結んでおかないと、また移籍金無しで他チームに持って行かれる。既にMan Cとリバプールが手を伸ばしてきている。

トッテナムのCEOだったら、もう5年延長契約くらいしているはずである。見習って欲しい。
只で移籍されるのと、最低でも£70mの移籍金を発生するのと、どちらがアースナルの為になるのか、議論の余地はない。

今年の夏には、ラコゼもエンケティアも移籍金無しで他チームに行けるようになる。彼らが移籍した場合、代わりの選手を取るための資金にもならない。
最悪のBusiness model(ビジネス モデル、取り引きの仕方) である。アースナルでは、繰り返しこういう状況まで追い込まれることが多々ある。どうにかして欲しい、と1ファンは欲求不満になるが、私が、トッテナムのファンに変わることは決してない。

ドバイのキャンプのビデオで、見かけなかった富安は、今日の試合に間に合うだろうか。
アーテッタのインタビューでは、ふくらはぎの怪我が治るまで2、3週間かかるということなので、今日の試合には間に合わないだろう。筋肉系の怪我が癖にならないように、ちゃんと焦らないで治療してほしい。
いくらセミファイナルとはいえ、まだまだ完璧ではなかった富安を、リバプール戦でフルタイムまでプレイさせたのか??
彼のペースは、いつもより随分遅かった。

セドリックが居なかったからというのは、言い訳だったと私は思う。その証拠に、次戦のバーンリー相手には、ホワイトをRSBにしたのではないかと。

アーテッタが勝ちたいがために、彼の体調が十分でないのを知っていて出場させた、とは思えないので、富安が体調完璧と自己申告していたのだろう。そう考えないと、フルタイムまで出し続けた理由が分からない。富安の経験の浅い若さが、<未だ自分は完璧ではありません>と言うのを拒んだのだろうか。自分にもチームにも利益になることではなかった。
無理をしないで早期回復を祈っている。

今日(6日)、ユベントスに横取りされたドゥシャン・ヴラホヴィッチが、初戦でゴールした。逃した魚は大きい。

因みに、空いた14番のユニフォームは、誰が着るのだろうか。マーティネリか、8月に多分移籍して来る新ストライカーに取っておくのか、気になるところである。

試合開始。
4-2-3-1フォーメーション。


やはり、富安は今日の試合に間に合わなかった。筋肉系の怪我はいつ治るか予測できないので厄介だ。

ホットヘッドのジャカとパーテーが戻ってきたので、しっかりと守ることを期待する。間違っても前半早々でのレッドカードだけは貰わないように願っている。
ベンチ要員も、スミス・ロウが居て、ぺぺもアフリカン・カップから戻ってきたので、休暇ブレイク前の試合の様に若手ばかりではない。フル・スカッドに富安一人だけが抜けているが、この試合も得点無しということはないだろう。

ファースト・ハーフ。

ウルブズの守りは、組織的で崩すのが難しそうだ。両チームともパス回しが速く、ゴールからゴールへボールが動くので緊張感がある。

折角のマーティネリの一直線の走りに、誰もついて行けなかったので、パスが出来ず彼はガス切れしてしまった。

いまのところ(20分)、試合はウルブズの方に傾いている。誰かの素晴らしいキラー・パスが必要だ。

ウルブズが、Man U やチェルシー戦で勝利したのはマグレではないと分かる試合展開である。

25分。ゴール!!! 1:0 アースナル。

去年まではあまり無かったコーナー・キックからのゴール。揉み合いの中、ガブリエルがタップ・イン。ラコゼがキーパーの前でボールを奪い良い働きをした。

パーテーがイエロー・カード。気を抜いて2枚目を貰わないように。

後ろから足首を蹴るという、ウーデゴールへのタックルは酷い。限り無く赤に近い。

相手の攻撃も良いので、1:0 では安心して見ていられない。早く追加点を取ってくれると嬉しい。
このまま、ファースト・タッチでの早回しのパスを続けて相手にチャンスを与えないように。

40分頃に綺麗なパス回しで、サカのクロスをファースト・タッチでラコゼがシュートするが、キーパーの真正面にボールが飛んで止められる。

終了間際、危ない場所でまたホット・ヘッドのジャカがやってくれる。イエロー・カード取得。フリーキックがウルブズへ。
サイドネットだったが、ヒヤッとする強力キックだった。

ハーフタイム。

ジャカとパーテーは、後半戦では、シニア選手の自覚を持ってのプレーするように。46分あたりでのイエローカード2枚目だけは避けたい。

セカンド・ハーフ。

ガナーズは良く守っているが、追加点が入らないと安心できない。

攻められて、アーテッタの動きが激しくなってきた。全身で選手に指示を送っている。これが、若い監督の良いところである。

アウェイの試合なので、グーナーは球場内に少ないが、何とか12人目の選手として、歌って応援を願いたい。それにはアースナルが、追加点を入れる必要がある。

60分近くになって、試合がラフになってきた。ガブリエルもイエローカードを貰う。嫌な予感がする。現実にならないで欲しいが、カードを貰った3人があの3人なので心配だ。

ガブリエル、ヤバい。相手選手抱き込みで、2枚目を出されるかと一瞬思った。

あと、25分。スミス・ロウが準備中。早く出て来て、ウルブズが守りに入らざるを得ない状況にしてくれることを期待する。

嗚呼!❢、また、また、また、アースナル、今年に入ってからだけで、もう4枚目のレッドカード。マーティネリ。まだ、20分もあるアウェイ戦である。

何で、私でも入れられる(言い過ぎ)ようなゴールをラコゼは決められないのか???
特に10人になってからの貴重なチャンスだったのに。

もうラムズデールに頼むしかない。
Man C 戦の様に心を痛めたくない。

ボールは殆どウルブズがキープ。スミス・ロウのカウンター・アタックも最後は味方がついて来られない。10人で、守り優先なので仕方ないが残念である。

コーナーキック、ウルブズ。ヤバい。

ホワイトのゴールライン前のクリアランスは、彼が左の利き足でラッキーだった。でなければ、同点弾だっただろうと思う。

球場内のグーナーのファン達、応援してあげて。

後5分。気を抜いて、ペナルティだけは与えないでほしい。

なぜか、ウルブズのサポーターが試合終了前に帰り出す。訳がわからない。アースナルは10人で、まだ一点差である。同点にする可能性も十分に残っている。
球場に行って試合終了まで応援出来ない人達は真のサッカーファンではない、というのが私の持論である。行きたくてもいけない、あるいは切符が高くて買えない人達もいる。
試合が終わる迄は、自分のチームを応援するべきだと私は思う。

ウルブズの最後のコーナーキック。守れ、がナーズ。

試合終了。

良く頑張った、アースナル。誇りに思う。感動的な勝利。至福の時を与えてくれてありがとう。ラコゼのミスも許す。
Man Uとトッテナムが昨日、星を落としたので、今日の勝利は Priceless!!! 価値がある。

ではまた。

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。

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