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45、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。ボトム3のワットフォード戦には気をつけよう、の巻。

45、ボトム3のワットフォード戦には気をつけよう、の巻。

ウルブズ戦での、95分の勝越しゴールは感動的だった。ラコゼのあの喜びようは、ワールドカップの決勝のゴールを決めたみたいで、私も歓喜した。

彼にとって、あのゴールは溜まっていたフラストレーションを吐き出した瞬間であった。キーパーのオウン・ゴールでも、彼のシュートに既存するのには間違いない。

あと、何ヶ月かで去るかもしれないアースナルに、こんなにも死に物狂いで頑張ってくれてありがとう。オバメヤンと違って若手の手本となってくれている。ウルブズが時間稼ぎをしてくれたおかげで、エキストラ・タイムが伸びて決勝点を決められた。相手監督ラージは痛恨のミステイクを嘆いていることだろう。

アースナルはトップ4への道を邁進している。このままの勢いで、シーズン終了まで突っ走っていくことを願う。

ボトム3のワットフォード戦には、大勝してゴール・ディファレンスを増やして欲しい。だが、相手はバーンリーと同じように、プレミア・リーグ残留を掛けているので頑張ると思う。気は抜けない。その上、アウェイである。しっかりと、選手たちは体調を整え、ハングリー精神を持ちキッチリ勝利を収めてくれるだろうか。

富安は、違う方のふくらはぎの怪我を発症したらしい。次の試合は3月6日だが、筋肉の怪我なので多分出場は難しいだろう。チーム的には、セドリックが良くやっているので、ワットフォード戦は大丈夫だと思うが、同胞人としてはとても心配である。この試合の後のレスター、リバプール戦も出場が危ぶまれる。その次のアストン・ビラ戦も、私には確信が持てない。

とにかく、無理してセットバックを繰り返す癖をつけない様に、しっかり完治して出てきて欲しい。彼はまだ若い。一時的に、セドリックやアカデミーからのAwe(どう発音するか分からない、アウかオウかと思う)に定位置を取られても、焦ることは禁物だ。3月中に出て来られれば、1ファンは満足する。もっと早く完治すれば嬉しい誤算になる。

【3月1日】前に書いた、私が気に入っているナポリのオシムヘン獲得に、Man Uが参戦してくるという記事を見た。メディアの気持ちは分かるが、仮定のトランスファー情報は、売り手チームに利益になるだけなので、せめてシーズン終了後まで流さないでほしい。どんどん売り手が強気に交渉してくる状況はさけたいものだ。こういうことは、最近よく起こる。アースナルが、目をつけるともっと大金を相手に提示するチームが現れ、我がチームは競争できない。

他のプレミア・リーグのチームにも利益にならないと思う。

プレミア・リーグでは、流行り病の蔓延前からインフレが進んでいる。困ったものである。

試合開始。4-3-3フォーメーション。

やはり、富安は無理だった。スミス・ロウが回復していないのも心配だ

ウーデゴールが右MFに入り、先発はウルブズ戦と同じメンバーである。今は薄い選手層なので、このままシーズン終了まで大丈夫だろうか、と心配になってくる。他の大会の試合が無いのが救いである。

前半戦。

【16秒】危ない、危ない。オフサイド・ゴールで良かった。これが、ゴールになっていたら、残りの90数分は、ワットフォードが守りに入って、つまらない試合になるところだった。

【5分】1:0 アースナル。ウーデゴールがやってくれた。サカと彼のコンビネーション。彼はサカにパスした後、オフ・ザ・ボールでも、そのまま前に走って行くのが良い。

ワットフォードは、攻撃しないとならない状況になったので、ガナーズは追加点も取れるだろう。

【11分】1:1 この様な、選手が一生に何度も出来ないオーバーヘッド・キックを決められたら、仕方ない。忘れよう。また振り出しに戻った。

前言を撤回する。つまらない試合にはならない。

パーテーの弾丸キックは外れる。早く彼のシュートがゴールネット内を揺らすところを見たい。

ハーフタイム迄に、追加点を上げておきたいが、相手が勢いをつけてきたので、気を抜くと追加点はワットフォードへ、ということになりかねない。
ワットフォード、頑張れと応援しているMan Uファンを喜ばせないように。

【30分】 2:1 アースナル。サカ。相手のミスをつき、自分のパスから始まりラコゼ経由で素晴らしいゴールを決めた。

悪いね、Man U。Who cares.(構うものか)。これはプレミア・リーグのBantering(バンタリングという相手をイラつかせる為に、言ったりすること)で、本気で双方が怒りだすことはない。一種の皮肉ジョークでサッカー観戦の醍醐味の一つである。

ハーフタイム。

ワットフォードのカウンター・アタックには十分に気をつけよう、がナーズ。

後半戦。

試合再開早々に、また危ない、危ない。気を付けて。

相手のやる気を挫く追加点を早く入れてくれると1ファンは嬉しい。ワットフォードはまだ<死に体>には程遠い。

【51分】3:1。待ってました、マーティネリ。ウーデゴールとラコゼのリンク・アップのプレーは素晴らしい。FWの仕事は、ゴールを決めるだけではない。良い時間帯の追加点。

ペナルティ・アピールを無視された後、相手選手のシュートをラムズデールがいつものように防ぐ。

その後のビッグ・チャンスは、ラコゼが決められない。他の仕事に文句はないが、シュートをゴールにする確率を少しでも上げてくれないか、と願っている。

ホット・ヘッドのジャカは、これまでよく、自分のレッドカードでチームを敗戦させて、1ファンの心を折ってきた。
だが、最近ではパーテーとのコンビがうまくいき、落ち着いてきたように見える。まだ100%は信頼できないが、ローマへは移籍しないで欲しいと思えるくらいにはなった。

集中力を抜かないように、ガナーズ。

サブで出てきた、エンケティアのシュートがゴールに嫌われる。惜しい。

ワットフォードが守る一方にならなかった事は褒められる。サッカーの為になる、と大様に褒めていたら、それは起こった。

【88分】3:2
突然、相手にゴールを入れられ、要らない緊張感が湧いてきた。引き分けになるゴールは避けて欲しい。4:1にするチャンスを逃して、反撃弾を貰い一点差にされた。このあたりが、まだまだトップ2のチームに劣っているので、改善していかなければならない。

落ち着け、ガナーズ。

お互いへのイエローカードが乱舞する。

試合終了。
3:2 アースナル。暫定トップ4

大きな3ポイント獲得だが、最後まで楽に見られる試合をしてほしい、と1ファンは願う。

ではまた。

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1~アルバムに追加中。
追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1~をお読みいただけます。

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