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39、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。カラバオ・カップでの敗退をバネにしてバウンス・バック出来るのかアースナル、の巻。

39、カラバオ・カップでの敗退をバネにしてバウンス・バック出来るのかアースナル、の巻。

大きな、大きな、大きな落胆であった。並みのリバプール・チームにホームで負けるなんて。
幾つかのミステイクとリバプールのJota(ジョタ)一人の個人技にやられてしまった。現在のアースナルの弱点、決定力のあるストライカーが居ないことの結果である。
ラコゼの労を惜しまない働きぶりには感謝しているし、キャプテンとしての器もあると思う。だが、ゴール前での決定力については信頼が置けない。どちらかと言うと、彼はセカンド・ストライカーであると言える。

では、オバメヤンが他所へ(99%の確率)行った場合誰がメインのFWになるのか。
今年の移籍話によく出てくるドゥシャン・ヴラホヴィッチは、ビデオで見る限りでは、アーテッタが今創り上げようとしている、若手中心でバランスの取れたチームの9番に向いている。背丈も高いので、現在のガナーズには居ない、ヘディングも出来るFWでピッタリのチョイスだ。
問題は、フィオレンティーナが、アースナルの事情を把握していて、値を釣り上げていることだ。ライバルのトッテナムも様子見している。
ムバペやハーランドは超高額なので手が出ないチームが、彼を狙っているのだ。

彼としても自負があるので、まだ来シーズン、チャンピオン・リーグ戦に出られるか、どうか決まっていないアースナルへの、1月の移籍は躊躇せざるを得ないだろう。その気持ちはよく分かるが、<トップ4以内に入るように俺が決めてやる>という野心を持って1月にアースナルに来てくれないか、と私は願っている。

アースナルも、フィオレンティーナの<移籍金つり上げ策>に乗らないように、こちらも何人か他のストライカーと交渉中とか、ニュースで盛大に流しておくべきだ。選手の移籍ビジネス下手で有名なアースナルの経営陣も、そのあたりは分かっているだろうが、何とかそれなりの移籍金で彼を取れるように、頑張っていただきたい。
他のグーナーの方々のチョイスは分からないが、私の中では、ヴラホヴィッチが一番の選択肢である。

移籍の事はさておいて、今日のバーンリー戦は、Must win(絶対勝たなければいけない)試合なので、若いガナーズが、どのように、気持ちを入れ替えているか見ていこう。
富安は、本調子ではないので、休ませられるだろう。
それにしても、この重要な試合で、ジャカもパーテーも、馬鹿なレッドカードで出場禁止というのは、どうなの??? 
アーテッタの逆鱗に触れたことは間違いない。
アースナルは、ロンドンでのナイフ殺傷事件防止キャンペーンで、赤でなく白いユニホームを着たこともあったが、ナイフよりも自軍選手のレッドカード取得に抗議した方がいいだろう。

試合開始。
4-1-4-1のフォーメーション。


やはり、富安は本調子では無かった。スカッドにも入っていない。今日は、またもや若手が中心でサブのベンチを温めている。サブが薄いので、怪我人だけは出て欲しくない。

今日は、先制点をアースナルが入れて、追加点も早く取って、自らプレッシャーを掛けるようにしないことが、いつもより重要だ。

出だしから、アースナルが攻め込んでいるが、気が抜けて、またラムズデールの指先セーブの世話になる。自軍が先制点を入れるまでは、守りにも気をつけるのが鉄則だが、(両チームとも攻撃的なので)、ニュートラルで見ているファンは楽しいだろう。
0:0の試合結果は無さそうである。Attack vs attack(攻撃対攻撃)ならガナーズの勝利だろう。
と思っていたら、バーンリーが守りに入った。

ラコゼの決定力には、いつスイッチが入るのか。今日もミスしている。サカ、スミス・ロウ、ウーデゴールの攻撃的三羽烏の働きを無駄にしないために、今のアースナルにとっては、矢張りヴラホヴィッチのような選手が必要である。
相手ゴール・キーパーが、<マン・オブ・ザ・マッチ>になる試合は勘弁してよって。
案の定、ポープはウーデゴールのフリーキックも防いでしまった。

ハーフタイム。

バーンリーは、プレミア・リーグから陥落しそうなので、選手も死に物狂いで守っている。それを崩す為にはカップ戦のリバプールのジョタ みたいに、選手の個人技が必要になる。さて、それはだれになるか?? 後半戦に期待しよう。

後半戦。

ドレッシング・ルーム内でのアーテッタの叱咤激励は、効を奏するだろうか。
早く先制点を入れてくれないと、1ファンの私も焦って来る。ポゼッションが75%あっても点に繋がらないと意味はない。
ミドルスブラにレンタルされた、スピーディーなバログンが、居ればなぁと思う試合展開だ。
最初の10分がとても重要な時間なので集中力を切らさないで。

ラムズデールに炬燵がいるくらい寒くなる試合にして欲しいのに、コーナー・キックやフリーキックを与えるので、私は緊張する。

リバプール戦での、前半早々のジャカのレッドカード退場の時、ラコゼは守備を頑張り過ぎて疲労しているようだ。そろそろ、エンケティアと交代させるべきである。

私の心配が本当に起こってきた。ポープがグッド・セーブを繰り返している。グーナーは皆んな神経質になってくる。

ラコゼがまたゴールを外す。彼は好きなのだが......。

あと20分もあるのに、相手の時間潰しが始まった。

92分にカウンター・アタックでバーンリーがゴール、だけは避けてほしい。
一点でも入れて勝利しないと、折角の4位に返り咲くチャンスを失ってしまう。昨日、93分で決勝ゴールを決めたMan Utd のガッツを見習おう、ガナーズ。

スミス・ロウに替わってエンケティア。ラコゼではないのですか、アーテッタ監督???

0:0 試合終了。

アースナルは、選手がレッドカードで負けた試合の後の試合で、何試合も続けてボロボロになる事が多い。困ったものだ。
こんな試合をしていたら、トップ4など、<もってのほか、夢のまた夢>と怒る私である。相手キーパーがベスト・プレーヤーの試合はもう見たくない。(怒)

バーンリーが、来月のMan Utd相手にも、このような試合をしてくれると、グーナーは嬉しい。

ではまた。

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。

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