スペースマウンテンへの感謝
昨日、東京ディズニーランドに行ってきました。
主な目的は7/31で41年の歴史に一旦幕を下ろすスペースマウンテンの乗り納めです。
スペースマウンテンについて
説明するまでもないと思いますが、スペースマウンテンは東京ディズニーランドにあるジェットコースタータイプのアトラクションです。
ビッグサンダー、スプラッシュとまとめて「三大マウンテン」なんて呼ばれたりもします。
ちなみに豆知識ですが、アメリカの最初にできたスペースマウンテンの開発にはNASAの宇宙飛行士だったゴードン・クーパーさんという方が参加し、ゲストがより宇宙飛行の体験を楽しめるように尽力してくれました。
そこまでのこだわりを持ってアトラクションを創りあげるディズニー、好きな所のひとつです。
スペースマウンテンの好きな所
異常な回転率
「一つ目に書くことかよ」と自分も思いますが、本当にすごいと思うのでお許しください。笑
一度でも乗ったことある方は「意外と列がサクサク進むな…」なんて思ったりしませんでしたか?
その理由は、スペースマウンテンの異常な回転率なのです。
ジェットコースターなので、車両が乗り場に来てから乗っている人が降りた後、次の人が乗り込んで発車という流れ自体は普通と同じです。
でもそのスピードが異常なんです。笑
車両が乗り場に到着してから次の人を乗せて発車するまで、大体20~30秒。とんでもない早さです。
そしてそのすぐ後ろには次の車両が控えているため、発車したらすぐに次の乗り降りが始まります。その為、並んでいる時に列が止まるという事がほとんどありません。
なぜこんな事が可能なのかというと、乗り降りをする場所と安全バーを確認する場所が分かれているからというのが大きな理由です。
乗客が乗り込んだ後、安全バーを確認する前に少し動かし、動かした先で安全バーの確認。
そして空いた乗り場では、間髪入れずに次の乗降が始まります。
2車両分のオペレーションを場所をずらして同時に行う事で、異常な回転率を実現しています。
この無駄のないオペレーションに加え、長いコースであるため多くの車両をレール上に走らせる事ができます。
今でこそ簡単なことですが、約40年前にこれを考えたイマジニアの方々には脱帽です。
2027年に完成する新しいスペースマウンテンではこの回転率はどうなっているのか。
非常に楽しみです。
クリスマス期間の特殊ライトアップ
2つ目は、クリスマス期間にだけ見られる特殊なライトアップです。
クリスマス期間にはパーク全体が期間限定のイルミネーションで彩られます。
それはスペースマウンテンも例外ではありません。
赤と緑など、クリスマスカラーのライトアップになるのは勿論ですがそれだけではありません。
クリスマス期間には、パーク内のBGMがジングルベルのようなクリスマスソングに変わるのですが、そのBGMに合わせて点滅したり色が変わったりするのです。その姿がとても綺麗で、個人的にすごくお気に入りでした。
新しくなるスペースマウンテンでも、そのような姿が見られたらいいなと思います。
ありがとうスペースマウンテン
41年の歴史に一旦幕を下ろすスペースマウンテン。
私は23歳なので、勿論東京にスペースマウンテンが生まれた瞬間を生で見てはいません。
ですが、自分の生まれた時から当然のようにあったスペースマウンテンがなくなるというのはやはり寂しいものがあります。
ですが、近い将来新しい姿を見せてくれるスペースマウンテンがとても楽しみです。
スペースマウンテンのあるトゥモローランドのテーマである近未来へと進み続けるため、進化を続けてくれる姿勢にワクワクが止まりません。
そんな気持ちをこの投稿に込め、ウォルト・ディズニーの残した名言で締めたいと思います。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。」
2024/07/15 じいや