リモートワークになって思う事
はじめに
今まで他社さんのリモート環境構築などはやってきたが、晴れて(?)リモートワークが開始された。折角なのでリモートワークのメリット・デメリットを上げておきたい。特に面白い話はなく、リモートワークを実施している人であれば何となく気持ちがわかるようなものだと思う。
尚、あくまで個人的な感想なので他の方に当てはまるかは分からない。
メリット
昼休みに洗濯ができる
地味にありがたい。昼休みに入るなり洗濯機を回して終わるまでに洗濯物を干し終われる。失敗したのは1回だけだ。干してる途中で休憩が終了した。
通勤がない
リモートだから当たり前と思われるかもしれないが、通勤がないという事は日々の交通費が発生しない。さらに電車に揺られて何もできない時間が発生する事が無い。
尚、家から出る事もないので日々の出金が減る。で、たまに行くコンビニで余計に買う。飲む気もないのに缶コーヒー買ったりする。セブンの缶コーヒーなんであんなに熱のかはいまだに謎。
プロジェクト管理ソフトのありがたみを感じられる
これが一番のメリットかもしれない。全員が強制的にプロジェクト管理ソフトの利用を行うことになるので情報の上げ漏れ・取り漏れが減る。
なにが嬉しいって、分からない事や自分がやった事も含めて情報が残るので、後人に席を譲りやすい環境に自然となる。個人的に、「有用な人材ではありたいが、必要な人間にはなりたくない」と、思っているので非常にありがたい。
尚、2020年現在でも一部のIT屋さんは人とExcelで管理をしているので要注意だ。
早寝早起きになる
通勤時間が無くなった分、ゆっくり寝てるかと思ったら大間違い。いつも通り起きて早めに作業するようになる。特に作業が詰まっていない限り早く終わるので、夕方に時間の空きが出る。これが今まで利用されていなかった時間となる。持て余して早く寝る事になった。
昼休みに横になれる
昼休みに横になってスマホをいじれるのは在宅勤務の強みだ。何ならシャワーを浴びてもいい。「昼休みは原則自由」なんてもう古い。「昼休みは自由」だ。通勤時には机に突っ伏して休んでいる人も多かった。在宅なら気にせず横になれる。
デメリット
休憩タイミングが難しい
自分は大体1時間に1回ペースで軽い休憩(水飲むとか)を取るようにしていた。が、リモートワークになってから全然休憩を取らないことに気づいた。現場の状況をみながら休憩を取る癖がついているようだ。
休憩時間に強い人のツイートをみて最新情報を得ていた人間としては痛い。
趣味開発が進まない
意外なことに時間があるハズなのに、通勤していたころより趣味開発(Qiitaとか)が進まなくなった。時間もお金も無い時にこそ欲するもの。あんなに憎んでいた通勤にモチベーション支えてもらっていたとは情けない。
運動不足になる
これは必然。マジ腹でてくる。ていうかおっさんなので、デフォルト出る。老化だから仕方ない。意外と通勤で動いてたことに気づかされる。あんなに憎んでいた通勤に助けられてたとは情けない。
疲れる
これは意外だった。異常なほど集中する。終業時刻になると脳が焼けてる。出勤していたころは周りがうるさかったり休憩室があったりと集中できないこともあったが、案外助けられていたのかもしれない。
OSアップデートが恐怖
相手から「こいつ応答ないけど何やってんの?」って思われそうで怖い。
最後に
流行り病のせいでリモートワークが広まった結果、今まで経験した現場仕事の進め方がいかにアホっぽかったかが浮き彫りになってきてしまった。やはり問題が発生してから対策しても、遅いし金かかるし、なにより問題はなかったことにならない。
広いIT業界、出勤せざるを得ない人も多いと思うが、これから先はリモートワークも念頭に置いて動いたほうがいいと思う。特に電話や対面が好きなアラフォー以降は気を付けた方がいい。最近の若い子は頭いい上に礼儀正しいし新しいものをすぐ吸収するので、新しい常識は若い子に習うぐらいの気持ちでいないとしくじる。