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「伝わらない」というめんどうな問題に向き合えるのはおじさんの特権かもしれない

連絡事項は行き届かない
共通認識は共通ではない
発信したものは見ていないのが前提
最近よく起きている現象です

全員に知っておいてもらいたいことをメールで配信します
でも、60%が見ていません
うちの職員は分かりやすく10名なので、6名は読んでいなかった

読んで欲しいからGooglechatに変更して、ここに連絡事項を集約して
これも、60%が見ていませんでした
全員に見ておいて欲しい事=共通認識だったのですが
60%が見ていないので、各自勝手なことを言います
AさんとBさんが違うことを言って混乱を招きます
その交通整理に上長が駆り出されます
生産性のない仕事に時間を費やします
やり直しが一番面倒で時間がかかる業務です

発信する側にも問題があります
chatにした途端、何でもかんでも発信する方が出て気ました
発信した側は、見ていない方が悪いと言います
これも間違っています、発信した側に責任があります

たった10名の職場でも、共通の情報をもとに行動できるのは

ここまで書いて10分考えましたが、悲しいことに何もないですね
出勤・退勤時はタイムカードを記録することくらいでしょうか?
これも打刻漏れが必ずあるので、漏れ抜けばかりです

結局、情報の伝達は現実的には3名までのような気がします
〇という情報を3名に送る、フィードバックを貰う
同じ〇という情報を違う3名に送る、フィードバックを貰う
この繰り返し
一斉配信で10名に送ると、6名が自分の事ではないと思うか?
後で見るとして見ていないか?伝わることはないようです

50歳を過ぎて、ようやくこの現実を受け入れられたような気がします
意思を伝える、決まり事や各自の役割分担を伝えるのは
名指して個別に意識に植え付けるように伝えなければ、何も伝わりませんね

ONE ON ONE ミーティングが必要な意味も分かりました
発信する方、受け取る側、伝わらない責任はどちらにある?
私は伝える側のように感じます
宮崎駿先生の、世の中の大切なことって大抵めんどくさいんだよ
この言葉の真意が分かりますね
おじさんこそ、めんどくさいことを優先して取り組むべきですね

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