50代の人がしてきた経験は、まだまだ、ある程度まで役に立つ
50代になると、ある程度の部下を持ち、ある程度の権限を持って、ある程度自分の裁量で物事が進められるようになります。
ここで大切なのは、ある程度という事です。
全権委任と言われても、自分の裁量で進められるのは2割程度。
多くの人を巻き込むことで、自分の裁量はどんどんと減っていきます。
でも、この2割が行先を決めるとも思っています。
現場で、最前線で、作業に没頭できる、若い方たちの特権です。
その没頭できる環境を与えるのが、役割です。
率先して最前線に行くことも時には必要ですが、他の人の役割を奪ってはいけません。やはりある程度です。
それでも、自分ではこすり続けたようなこと、
今さらそんなことを・・・と自分が最前線の時にやりつくしてきたこと、
これは案外今でも通用するようです。
自分はオワコンだと思わずに、自分が経験してきたことをやり直してみるべきだと、最近気が付きました。
それを人にやらせるのではなく、ある程度のおぜん立てまでやることです。
ここでも、ある程度です。
手柄は現場の方たちでいいのです、お膳立てまでやれば、あとはやって貰えます。
全部自分でやろうとすると、老害です。
ここは、ここまでやればあとは流れるという所までやって、人に譲る
その譲られた人は、経験を積む
その経験が10年後に生きている
自分の経験が、きっとまた現場で必要な経験になってくる
その時に、思い出して段どってくれれば、それで成功
さじ加減、引き際、色々な言葉がありますが、ある程度です
50代の皆さんだと、20年前に散々やってきたことがあると思います
今は、なんとなく後回しになっている
今は、ちょっと忘れられている
そんなことはないでしょうか?
それ、全然効きます!やるべきです!
自分の経験で得たものを、ある程度準備して、
他の人に経験してもらいましょう!