傾聴の練習
先日、スクールカウンセラーに依頼をして生徒との対峙に関するアドバイスをしてもらいました。
セミナー形式で行ったのですが、その時のテーマが傾聴でした。
沈黙を恐れない
効率や他の業務との兼ね合いから、
どうしても前に進めたくなるものですが、
そこは割り切って、沈黙なら沈黙でということも必要と学びました
これにはそれなりの度胸が必要だな感じました
沈黙を恐れないのは交渉の場面でも有効な手法ですが
やりすぎると時間稼ぎに見えてしまうので、
沈黙を選択した場合は沈黙の止め時も考えなければいけません
生徒との対峙の時は、
なぜ沈黙なのかを聞くことも大丈夫とお聞きしちょっと驚きました
黙っているのは自分の考えを整理しようとしているのかな?
あなたの表情から、
もう帰りたいって思っているように感じたけどどうなのかな?
など、聞いても良いそうです
表情や仕草から相手の心理を見抜き、最適解で対応する
カウンセリングに限らず生徒との対峙では、
そうしなければいけないのかなと思っていました
このような考え方は、
相手を思いやってのことだと自己判断していましたが
私はあなたのことをここまで見切っているという
マウントになっていると言われ
勝手な思い込みは、相手にそうであって欲しいという誘導にも繋がると。
なるほどと思いつつ、
こう思っているけど?と質問することへの抵抗感を持っている自分に気が付きました
Daigoさんのように相手の心を読むことができるのであればいいのですが、
プロとしての技術ではなく、相手に聞くことができる
聞くことができる人間関係を最初に作る力
人間関係を築きやすい環境を整える技術
このような段階的な努力が最初に必要であるということを学びました
生徒に限らず人と関わる仕事をしている人たちには、
誰にでも応用できる技術を学ぶことができました。