バスケ1勝で試合と同じくらいインタビューの言葉に興奮しました
昨夜のバスケW杯で熱くなった50代も多いと思います。スラムダンクをリアルタイムで見ながら、自分のその一員としてプレーもしてきた昭和45~50年世代は、バスケットの遍歴を見てきているだけに、感動も一層大きなものになったと思います。
3ポイントの導入、4Q制、台形から長方形へ、バスケの仕組みそのものが変わる中、未だにトラベリングの定義が分からないのですが・・・
韓国に勝って大喜びしているなど、アジアで1勝が目標だった頃から、世界で1勝になり、世界で通用するに変わってきました。ラグビーが南アフリカに勝った時のような世紀の番狂わせが起きたとも言っていい昨夜、リアルタイムで共有できたことは、生きていて本当に良かったと思わせてくれた瞬間でした。
ホーバス監督が56歳。バスケの知識だけではなく、人を導く言葉の力を感じました。河村選手も冨永選手も、当然渡邊選手も、馬場選手、富樫選手、比江島選手もホーキンソン選手も、代表選手に限らず、言葉の持っている力を理解されているのだと感じました亜。
インタビューで出てくる言葉が持つ意味の含有量がとても多い、密度の高い言葉が沢山出てきました。同じ言葉でも、届く人と届かない人ががいますが、きっと多くの言葉を駆使して今まで準備してきたんだなと感じる場面が沢山ありました。
そんな中、監督は言葉で仕事をするのが役割です。なぜ、そうするのか?を説明する言葉、理解できる言葉に翻訳する力、外側を巻き込む力など、湧き水のように出てくる言葉にも、きっと大きな源泉を作り出すだけの経験や知識と努力があってこそ。
プレーに一喜一憂するの、スポーツを見る楽しみでもありますが、そこに辿り靴までにどのようなミーティングがあって、どのようにまとめてきて、どのように戦って、どのように感謝を伝えているのか?その言葉を見つけていくのも、スポーツの楽しみでもあります。
野球の栗山監督のエピソードや優勝までの道のりで、多くのノートや言葉が紹介されています。レベルが高いから言う必要ないと思うだけではなく、内外でそう言葉にすることが、栗山監督の思うレベルに選手を引き上げたのだとも思います。
そんな言葉を操る力を身に付けたいですね。