人の話が聞くことを意識できるようになって、ようやく自分の強みかも?と思えるものが見えたような気がした50代
50代になると、何かしらの強み、専門分野を持っています
仕事だけではなく、趣味であっても。この年齢まで継続してくることができたものは
ある程度の理屈は語る事ができるようになっていると思います
特に、教育や学校については、全員が通ってきた道なので
学校に対しては、
思い出も手伝って非常に強い口調で申し立ててくる方がいらっしゃいます。
教育に携わっていて、自分の強みとして言えるのは、
正解はないということです
「正解はない」をどれだけ自覚して向き合うことができるか?
だと思っています。
非常にやっかいなのが、
常に学習することが求められるという職場でもあります。
数十年関わってきて、それなりの事が語れるようになっていたとしても、
その背景には3年前のことは通用しないという現実です。
それは、学校関係者にしか分かりません
もしかしたら、学校関係者でも気が付いていない人もいます
保護者なんて、そんなこと知るよりもありません
自分が経験してきた数十年前の学校という経験と
自分の子供が卒業してきた学校で見聞きしてきたことだけで判断します
どんなに自分がアップデートできていたとしても、
理解されないことが多いというのも、
教育の難しさであり、儚い所でもあります
卒業してからようやく理解できるという経験は誰もがしてきていますが
その原因がここにあるように感じます
自分が渦中にいる間は分からないのが教育です
また、自分が経験してきたことからしか理解できないのも教育です
でもアップデートして、
常に正解を探しながら指導方法を学ぶ必要もあります
自分が卒業してきた学校しかしらない親に、
学校教育を語っても届かない事もあります
多くの方は、教育の専門家として見て頂けるので、
本当にありがたいことですが
理屈と理由と熱意があれば、分かりましたと言っていただけます
教育に関心がない方に限って、
距離感が上手くつかめない事が多いように感じます
人の話を聞けるようになるには、やはり時間と経験だったと50代になって
少し分かってきたように感じます