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生徒の発表会で、現場で働きたいvs役職について欲しい、双方の思いが交錯していた場所で考えてしまった50代

先ほど、授業の一環として行われた舞台を見てきました
開演から1時間程度しか見てくることができなかったのですが
生徒達よりも、その場にいる職員に目が行ってしまいました

生徒達と現場にいる方が、随分生き生きとしているな
きっと、現場で生徒と一緒に動き回っている方があっているんだろうな
そんなことを思いながら、様子を離れた場所なら見ていました
その職員はある程度のキャリアを積みかさねてきていて
現場よりも管理職としての立ち位置に期待している
そんな職員でした

ただ、役職者としての仕事ぶりは物足りなさもあり
本人も負担に感じている様子もあったので
来年度の役割分担について考えている、そんなタイミングだったので
より、現場の様子が目に留まりました

確かに、現場で定年まで勤めきる方も多くいらっしゃいます
それで一時代を培った方たちも大勢います
現場での経験からステップアップして役職者へ上がってくる人たちもいます
現場からは離れますが、現場で働く人を管理して育てる役割です
経験があるからこそ、見えているものもあるはずで
そこに期待したい人材なのですが、本人はそれを臨まなかった

適材適所という観点からすると、人選ミスだったかもしれません
もしくは、当初はやるつもりだったけれど、やってみてダメだったのか
その真意はまだわかりませんが、管理職を降りたいと言った理由が
ちょっと見えたような現場ではありました

こちらの立場からすると、別に管理職しながらでも
現場で生徒とワラワラやっていることは十分できるはずなんですが、
ワラワラしている分、残ってやることになるから、家庭にしわ寄せがいく
だから家庭とのバランスが崩れている、というのが本人の話し内容です
だったら、仕事では生徒とワラワラして、
管理職の仕事は飛ばして、家庭に戻る
そんな生活を希望しての降格申請でした

最近は管理職になりたがらない職員がいます
救助する道具は持ってくるけど、自分で救助に行くことがない
そんな人が増えているようにも感じます
育て方が間違ったのか?もともとそのような気質の方なのか?
生徒の晴れ舞台のはずが、人事に気づきの多いライブ会場でした

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