時代を生き抜いたおじさんが異彩を放ち始めている
おじさんも多様性の中にいます。
今まで表に出てこなかったことが、多様性の尊重により表に出てきているおじさん達の生態系も、随分と市民権を得てきたように感じます。
おじさんとしての価値が認められてきているようにも思います。ちょっと面倒ではありますが、なんとか令和の世の中に馴染んでいこうとしている様子が各所で伺えます。
ジャニーズの出来事はおじさん達の生態系も変えたように感じます。
今、50歳前後のおじさんたちは、ジャニーズとともに青春を歩んできました。カッコいい男子がテレビで活躍する姿を見て、髪型や服装、仕草などビーバップハイスクールに寄せていく人と、ジャニーズに寄せていく人など、おじさんたちの青春に欠かせないコンテンツです。
その王国がなくなりました。
センセーショナルな事件と共に、正に栄枯盛衰という事柄を目撃しました。
ベルリンの壁の崩壊、湾岸戦争、ゴルバチョフ大統領誕生、これらの時代と同じく並走してきていました。尾崎豊さんが他界したことも、おじさん世代にとっては忘れられない出来事です。
スクールウォーズで校内をバイクで走っているオープニングを毎晩見た後に、光ゲンジが放送されていた。そんな時代を生きてきたのが、今のおじさん達です。
24時間闘うことを強いられてきた世代です。案外しぶとく令和の世の中を生き残っているに思います。ダーウィンの進化論ではありませんが、進化しているものが生き残っているように感じます。間違いなく、進化できなかったおじさんは衰退しています。
おじさんと敬遠せずに、今生き生きとしているおじさんは、明らかに令和で生き抜く力を持ったおじさんです。異彩を放ってきているのは、間違いありません。注目しましょう!