記憶に残る役満ランキング

2度目の成人式まで3ヶ月を切りました。
ぽっこり出てきたお腹と広がっていくおでこを見て、ひしひしと年齢を感じています。宮田です。

20年近く麻雀を打ってきて、色々な役満を見てきました。
今回はその中でも記憶に残っているものを、ランキングにしてみました。

第5位 はえぇよ。。。

第10期JPML WRCリーグに初参戦、ピカピカのプロ1年生。
普段のリーグ戦とは雰囲気が違くて、先輩たちも挨拶や世間話でワイワイしてる中でガチガチの私がいました。

1戦目で大和プロ・姫川プロ・伊達プロに囲まれ緊張のピーク。
(今日は勝てなくとも場に慣れよう)
そう思っていました。
4着・3着と迎えた3回戦目に事件は起きました。

須浦プロ・山脇プロ・木原プロと対局。
高打点が飛び交う中、東4局に待望の跳満をツモる。

『南場からが大人の時間だぜ』

昔知らないおっちゃんが言ってた言葉を思い出し、開いた手牌は2シャンテンとまずまず。
3巡目にそっと河に置いた9sにロンの発声。
捨て牌は6pと西
七対子か?と思っていると、「さんっ」と聞こえてくる。
赤1かぁ〜!ん?んん?WRCは赤無いよな?早めの平和ドラ2の3900?え?ダマ?
とかパニクっていたら国士無双の32000。
山脇プロと木原プロの、あっぶねぇ〜の顔は忘れません。

第4位 男は正々堂々リーチだよな

とある雀荘に勤務中、突然のどよめきが隣の卓から上がりました。
配牌で国士無双1p待ちのテンパイだったらしく、2巡目にてアガリ。
お口が達者なそのお客様、人にダマテン気配があるといつもの決めセリフ。

『男はどんな手でも正々堂々とリーチだよな?』

国士もリーチだろーと皆に言われてましたが
『これだけはダマにさせて、お願い』
今でも愛されキャラで打ち続けています。

第3位 アガると○ぬと言われる幻の

ダントツで迎えた南3局、10巡目にこの手牌。1・4・7・9待ちで9で九蓮宝燈。


こんなの9以外見逃しっしょ!と意気込んでみたはいいが、続々切られる1・4・7。
残るは4が2枚と9が2枚。強欲は良く無いよね、と諦めかけた瞬間に、奴と思わしきザラっとした盲牌。

昂る気持ちを押さえつけ、8000・16000の申告。
九蓮宝燈アガッてはしゃがないのはカッコイイと言われましたが、脳内ではエレクトリカルパレードの真っ最中。

5年経ってますが、まだ生きてます。

第2位 アガリ批判か?

先輩とセットを組んでいる時の事、親の配牌でこんなのがありました。


ダブリードラ3の3か5メンチャン。
若かりし頃の私は、役満の魅了に惹かれてたのです。
テンパイ取らずの打7m→ツモ7s。倍満アガッてたやん。
そして次巡にツモ7→打8m、そして次巡のツモも7sだ。
ここは四暗刻単騎確定や!と3s切りリーチにする。

9mを即打ってきた先輩に、1発はサービス!などスパイスの効いた煽りかまし手牌を倒す。
ソウズ一色の真ん中に9mがポツリ。
『なんだよそれぇぇぇー染めろよぉぉぉー』
1秒経って先輩が言った言葉は

『うん、染めねえな。。。』

第1位 宮田くん、本当にごめん

麻雀をフリーで打ち始めて2年目の若造でした。
役満を未だアガったことがなく、夢見ていた時期にそれは起こりました。
配牌の2暗子に流れを感じていました。
その日は調子も良く、勘もドンピシャ。

狙うか、夢の頂を。


風に後押しされ、すくすくと育ったこの手牌。
リーチも頭によぎるが、目指すはテッペン四暗刻単騎。
8mを引き、アガリ拒否の打6m。
次巡7mを何かと入れ替え、あとは待つだけ。
その時でした。下家が7mを打ったのです。

喜び勇み、鷲巣並みのロン・ロン・ローンとエンドルフィン垂れ流し状態。
打った方も、うわあ〜やっちまったあぁぁみたいな感じ。
悦になったいた私に、後ろ見していたメンバーが一言。

『宮田くん、本当に悪いんだけど、、、フリテン』
天国から地獄とはまさにこの事だった。
ふらふらになりラス半をかけ、そのまま店を後にする。
土砂降りの雨の中、傘も刺さず家路を急いだ。
頬を伝う雫は雨だったのかそれとも。。。

後書き

まぁ他にもたくさんありますが、今回は厳選してみました。
記憶力も落ちて行ってるので、忘れないうちに記事にしていこうと思います。

次回は【なぜ書くのか?】です。
お楽しみに〜!

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