銜えた煙草の煙を、潤んだ目の言い訳にして
ポケモンカードに真剣に取り組んでいますか?
確固たる自信を持ってそう言える時期が私にはありました。
今はどうかと言われるとそうは言えません。
3年前の記事で自分は下記のように記述しています。
まさにその典型的な例。
勝つ為に必死になるのではなく、自分のペースで楽しめるぐらいの距離で取り組んでいました。
今シーズンの大型大会の通算成績は6勝9敗。
シティリーグは2回しか出場しておらずどちらも予選敗退。
負けたことをTwitterのネタにして、
「今は空いてる時間にやってる程度だから」と言い訳をする日々。
やめてしまおうと割り切ることもできず、だらだらと大会に挑んでしまう。
なんともダサいプレイヤーになってしまったと痛感しています。
そもそも私の成績を支えていたのは圧倒的な練習量でした。
朝から晩まで練習を繰り返し、本命デッキについては常に最適解が出せるぐらい使い込みました。
正直に言えば仕事をしながらでも十分取り組める時間はあります。
土日はフルに使えるし平日も帰宅後3~4時間は練習できる環境です。
今の自分に足りないのは熱量。
そこそこの練習量であれば、負けても言い訳できるので圧倒的に“楽”なのです。
一度真剣に取り組むことを諦めてしまった人間はそう簡単には元に戻れません。
世界大会に向けて何とか練習する時間だけは取ってみました。
ただ環境の精査も甘く、候補デッキですらプレイがおぼつかない。
先日行われた練習会では自分の不甲斐なさに心が折れてしまいました。
時間を無駄に使っている、使わせてしまっているという罪悪感でポケモンカードをするのが辛いです。
ただ、こんな自分にも応援してくれる方がいます。
私よりも実力があるにも関わらず練習に付き合ってくれる方がいます。
3年前の自信に満ち溢れた私へ、
届きそうだった距離は遥か彼方に見えなくなってしまいました。
世界大会まで2週間。
今は苦しくて辛いポケモンカードに向き合おうと思います。
銜えた煙草の煙を、潤んだ目の言い訳にして
2022.8.1