ラッキーセブン、ビッグイニングの仕上げはネフタリソトの号砲!2024.7.15ソフトバンクVSロッテ
レフトスタンドが勢いよくテンポよく歌う。
レッツゴーマリーンズナイン!
夏限定の応援歌だ。
勝利のため大きな声で歌おう〜
らーらーらーらーーらら夏の夜空に
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ネフタリソトの初球。
ボールは魅入られたようにゾーンを外に向かっていく。
文句なしのインパクト、角度。
左中間をスタンドへまっしぐら。
叫ぶ、飛び跳ねる、ハイタッチ。
レフトスタンドは歓喜の渦が大波となる。
その瞬間、スコアボードの4が7に変わる。
こういうところで打っちゃうんだよな。
底知れぬ選手だ。
外角球をすとんと落とされて豪快な空振り三振を喫するかと思えば、こういう場面で必ず打つ。
しびれる。
3連休の最終日、みずほPayPayドームは満員御礼。
いつのまにかゲーム差も7に縮まり、祝日月曜から始まる3連戦がひとつのヤマ。
1点ビハインドで迎えたラッキーセブンに押し出し3つ、犠牲フライ1つ。
振り返ってみれば、ここで終わっていれば試合はどうなっていたか。
ソトの3ランが、最終的に決め手となった。
相手の自滅と言えばそうなんだけど、やっぱロッテ打線はしぶとい。
前半、あれだけ打てなかった打線が、3ランでとどめを刺すんだからね。
藤原恭大が復帰し、昨シーズンを棒に振った高部瑛斗も復帰後の活躍が目覚ましい。佐藤都志也の覚醒も本物だ。
そして、なんといっても小川龍成だよね。
厳しく守備を詰められてもバントヒット成功させるし、粘り腰のバッティングで、レフトセンター前に渋いヒット打つし、走塁も相手の虚をつく。
あのバッティングなら好不調の波も少ないし、不調でもなんとかしのいでしまえるだろう。
ホークスとの3連戦、日本ハムとの3連戦の6試合でいくつ勝ち越せるか。
苦手カードの6試合だけど、なんとか踏ん張ってほしい。