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第40回ローズS 追い切り評価

こんばんは、宮下綾斗です!

ローズSの追い切り評価を自分なりに付けてみました!
前回の新潟記念から少し間隔は空きましたが、今回で3回目となるnoteへの投稿
最近は追い切り評価から1頭はA評価が絡むものの、残り2頭がなかなか見抜けない歯痒い結果が続いています
今週こそは納得できる結果を残したいところ…!


追い切り評価は上から順にA+、A、B+、B、Cの5段階で振り分けています(ただしA+は追い切りを見て「これは!」と思った馬にしか打たないつもりなので、基本的にはA〜Cの4段階になると思います)

※ベリーヴィーナス、ミナモトフェイスは最終追い切りの映像を確認できなかったため、評価を割愛

馬名 鞍上
日時 コースと馬場状態
全体時計 評価
短評(的なもの)


アートハウス 調教師
9/14 栗東CW 良
83.3-66.9-52.0-36.6-11.4 A

最終追いはCWで単走追い
1週前の段階である程度負荷をかけていた分、今週は馬の行く気に任せる程度の内容ではありましたが、映像からはほどよい前進気勢と完歩の大きい雄大なフットワークで走れていた点が非常に印象的でした
春の時点でも、2着に3馬身差の完勝だった忘れな草賞や残り200m辺りまでは見せ場十分だったオークスなど素質の片鱗を窺わせる場面はありましたが、ひと夏を越してどれだけ成長したのか…非常に楽しみな1頭です


ヴァンルーラー 小沢
9/14 栗東坂路 良
52.5-38.4-25.4-13.0 C

最終追いは坂路で2頭併せ
併せ馬での最終追いでしたが、映像を見る限りではやや首の高い走りで僚馬にもわずかに遅れあり
時計面もラスト2Fで25.4-13.0と減速しており、高い評価を打てる内容ではありませんでした
近走の実績を見ても、3走前の君子蘭賞で後にフローラSで3着に食い込むシンシアウィッシュを従えての勝利がある程度で、重賞では3戦していずれも掲示板外と、ここでは少々家賃が高い印象は否めません
前目のポジションを取れれば展開次第で粘り込む可能性もゼロではないと思いますが、前に行きそうな馬が多い今回のメンバーでは…?


エグランタイン 助手
9/14 栗東坂路 良
54.5-39.7-24.8-12.0 B+

最終追いは坂路で2頭併せ
序盤はゆったりと入り終いを強めに追う内容
その分全体時計は54.5と平凡ですが、ラスト2Fは24.8-12.0ときっちり加速ラップでまとめてあります
この馬も若干頭の高い走りに見えたのでその点は割引きましたが、後半に鋭い伸びを見せていた点を評価してB+を打ちました
懸念点としてはこれまで一貫して右回りのレースに使われてきた馬ゆえに、初の左回りがどう響くかでしょう
賞金的にも秋華賞へ出走するには3着以内がマストなので、テン乗りの池添騎手がどんな策を練ってくるか…


サリエラ 助手
9/14 美浦南W 良
67.7-52.1-37.2-11.1 A

最終追いはWコースで2頭併せ
ご存知サラキア、サリオスらを兄弟に持つサロミナ一族の未完の大器
最終追いは一時的に4頭で併せる形になる変則的なものでしたが、ラスト1Fは11.1と鋭い脚を繰り出して外の僚馬と併入する内容
推進力十分のフットワークかつ気合い乗りも十分で、まさに絶好調といった様子に映りました
わずか2戦というキャリアの浅さとデータ上苦戦している関東馬なのは引っかかるところもありますが、賞金面からしても本番を目指すなら3着以内での優先出走権確保が絶対条件となるため、明確な道悪にならない限りは怖い存在です


セントカメリア 助手
9/14 栗東坂路 良
51.4-38.3-25.7-13.3 B

最終追いは坂路で単走追い
終始強めに追って気合いをつける内容で、全体時計は51.4をマーク
最後はさすがに脚色が鈍ったか、25.7-13.3と減速しましたがこれは仕方ない部分のあるかと思われます
ただし陣営としては54秒台でまとめる予定だったはずが、乗り手のミス(?)で予定よりもかなり速い時計になってしまった点は気になるところ…
それでも中京芝2000mではともに重馬場ながら2戦2勝の実績アリ
台風の接近などで恵みの雨となれば何らかの印は回したい1頭です


パーソナルハイ 助手
9/14 栗東坂路 良
54.2-38.9-25.0-12.3 B

最終追いは坂路で単走追い
春はタイトなローテで臨んだフローラSで2着好走の実力馬
最終追いは馬なりで感触を確かめる程度でしたが、馬自身はしっかりした脚さばきで坂路を駆け上がれており状態面は悪くはなさそうです
ですが春の頃と比べるとまだ動きに良化の余地が残っているように見えたので、今回はこの評価としました
個人的にはフローラSで本命を打って高配当を獲らせてもらった思い入れのある馬だけに応援したい気持ちもありますが、今回は相手候補の1頭まで…という評価に落ち着きそうです


ヒヅルジョウ 助手
9/14 栗東CW 良
82.4-67.8-53.0-37.6-11.3 A

最終追いはCWで2頭併せ
内を回る僚馬を先行する形で直線に向き、僚馬と並んだところから強めに追って気合いをつけ、見た目の手応えは劣勢ながらも併入する意欲的な内容で、首を上手く使って最後まで集中力を切らすことなく走れていた点を高く評価しました、
手応え劣勢とはいえ、この時併せた僚馬がオープン馬のテーオーロイヤルだったことを考えるとあまり気にしなくてもよさそうです
ラスト1Fも11.3と上々の数字を出しており、同型が多数いる点は気になるものの、人気薄ならダメ元で押さえておきたい1頭です


ブルトンクール 助手
9/14 美浦南W 良
68.5-53.7-39.6-12.2 B

最終追いはWコースで2頭併せ
外を回る僚馬と終始馬体を併せて併入
時計面、映像面ともに特に強調するような材料もなく、状態としては平行線に映ります
同型が多いのも気がかりですが、内枠を引いた利を活かして上位人気勢を相手にどこまでやれるか…


マイシンフォニー 助手
9/14 栗東CW 良
83.5-66.9-51.7-37.1-11.5 B

最終追いはCWで単走追い
余裕のある走りでコーナーを回り、終いで少し気合いを入れてラスト1Fは11.5を計測
この馬なりには動けてるのだとは思いますが、本音を言えばもう少し活気のある走りを見せて欲しかったこともあり、この評価としました
春にはGⅡで4着2回と地力が足りないわけではないと思いますが、道中の位置取りがポイントになりそうです


メモリーレゾン 調教師
9/14 栗東CW 良
86.3-69.3-53.9-38.1-11.5 B+

最終追いはCWで3頭併せ
3頭併せの真ん中を走り、2頭の間からわずかに抜け出して最先着
途中から調教師が手綱を抑えて少し引っかかるような場面があったのは気になりましたが、わき見をすることなく最後まで集中力を維持して走れていた点は評価できました
ここまでの戦績は全て条件戦ながら5戦3勝2着1回かつ掲示板外なしという安定した走りを見せており、重賞の舞台で地力が足りるかは未知数ですが、ヒモ穴としてなら面白い1頭かもしれません


ラリュエル 坂井瑠
9/14 栗東坂路 良
55.0-39.7-25.1-12.0 B+

最終追いは坂路で単走追い
全体時計こそ控えめですが、前脚の掻き込みは非常にパワフルな動きを見せており、ラスト2Fでは25.1-12.0と強烈な加速ラップを刻む好内容
文字通り時計以上の濃い動きを見せており、権利確保へ向けて体制は万全といったところでしょうか
3走前のクイーンCでは後の二冠牝馬スターズオンアースと0.3秒差かつレース内容も積極策から見せ場ありの4着と健闘しており、前目からレースを運ぶことができれば勝負になってもおかしくないと思います


ルージュリナージュ 助手
9/14 美浦南W 良
67.9-51.9-36.8-11.7 B+

最終追いはWコースで2頭併せ
古馬オープンのシセイヒテンを内から併走してほぼ互角の動きを披露
時折頭が高くなって引っかかるような場面もありましたが、古馬オープン馬と遜色ない走りでラスト1F11.7と一定の脚を使えていた点を考えてこの評価としました
懸念点があるとすれば鞍上がテン乗りの松山騎手ということと、データ上苦戦傾向にある関東馬ということでしょうか

評価の高かった馬をまとめるとこんな感じです!

画像1

B以下だけど気になる馬…セントカメリア

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