2020映画ベスト
配信含め230本弱から。見た順。順位なし。なぜか9本。
基準は「思い出すだけで私が満たされる」です。
今年は世情的に配信が増えてしまったけど、来年はどうなるだろうか。
・『さよならテレビ』
・『1917 命をかけた伝令』
・『37セカンズ』
・『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』
・『スウィングキッズ』
・『レ・ミゼラブル』
・『はりぼて』
・『行き止まりの世界に生まれて』
・『おもかげ』
★特別枠
・『恋するけだもの』
・『the believers ビリーバーズ』
この2本はお仕事をご一緒させていただいたので愛着ひとしお。他人事じゃない可愛い子です。来年も公開が続くので、よかったらどっかで見てください。
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子どもの頃、いや大人になってからも「明日学校が爆発しないかな」「転変地異が起きて世界がなくなればいいのに」とか考えたことは一度や二度じゃないと思う。どんなに願っても天変地異は起きず、普通に学校や会社はそこに続いていた。
今は、世界中がホンモノの天変地異になってしまった。いろんなことが不便になった。意外と会いたい人、話したい人には会ったり話したりできている。話さなくてもSNSとかで元気そうだなと眺めていたり、距離はそれほど感じない。
思い返せば2020年、なんかいろいろあった。いっぱいあった。
私自身の変則的な新しいこととしてはロシア一人旅に行ったり、会社辞めたり、ミニシアターのインタビュー記事がバズったり、脚本を書いて朗読劇もした。映画2本のパンフレットやグッズ制作の仕事はコロナで同時期の公開になった。クドカンさんとイッセーさんの番組の公式取材をしたり、ギドクが死んだり、ぜんぶ今年の出来事。信じられない気もする。海外なんて次はいつ行けるんだろう。
不安や心配も広がる中で誰がどんなことをする人か、実はどんな考えの人なのか、本当によく見えた気がした一年だった。非常事態って丸見えだ。私もそうなっているのかと思うと恐ろしい。
来年も当面こんな状況が続くっぽいけど、その中で恥ずかしくないよう、いや恥ずかしくても別にいっか。別にいいな。
目先のことに右往左往しながら、来年もどうにか生きてまいります。多分。
皆さま、良いお年をお迎えください。