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この資本主義社会で搾取されない方法
そんな少ない手取りで満足できていますか?恥ずかしくはないですか?
世の中、恐ろしいことに、自分が努力したことのほとんどが誰かに横取りされる。端的にいうと、搾取であり、これが横行している。
だからそここの記事を読んでしまって、搾取されない方法を多くの人が学んでしまったら私が楽して稼いでいるお金が減ってしまう。だから本気でどうにかしたいと思う人以外は購入をしないでもらいたい。
一つ購入前にヒントを伝えるのならあなたが職業に就く際、この搾取ができるだけ小さいものを選んだ方がよい。それを考慮しないで、惰性や何となくで、毎日働いてはいけない。
一番極端な例を挙げるが、エリクラというアプリで2、3回、駐車場の草むしりとゴミ掃除の依頼をこなしたことがある。報酬は300円か400円くらいだった。駐車場の草をむしってゴミを拾い、設置してある機器の異常点検をすると、どう見積もっても最短で1時間くらいはかかる。しかし、募集欄にはわずか15分の作業などと過小に説明されている。
これはもうハローワークの募集要項と同じで、おなじみの詐欺である。このアプリ全盛の時代になっても、そのやり口は変わらない。しかも、道具は全て労働者の自腹の持ち出しで、ちゃんと清掃や機器点検をやった証明として、何十枚も写真撮影してそれを送付しないといけない。
加えてやりがい搾取という言葉を聞いたことがあるだろうか。やりがい搾取は誰が「価値」を奪っているのか?
ある飲食店チェーンが評判を呼び、創業者オーナーはその経営権を大手商社に売却して巨万の富を得た。この膨大な利益は、いったい誰の労働によって生み出されたのだろうか? 答えは簡単だ。それは現場で汗を流す労働者たちであり、しかしその成果を享受するのは彼らではない。私たちが日々目にしているこの構図――やりがい搾取――は、見過ごされるべきではない社会問題である。
コロナ禍が直撃したのは、飲食業、観光業、娯楽業といった「第三次産業」に従事する人々だった。これらの業界は、単なる「モノ」ではなく、「体験価値」や「ブランド」に依存している。たとえば、有名ホテル監修の「おせち料理」。その実態は、現場で働く人々が手作業で作り上げたものだ。しかし消費者が払う高額な代金の多くは、ホテルや料理長の「名前」に吸い取られる。現場の労働者たちは、その利益をほとんど享受できないどころか、感謝すらされない。むしろ、「仕事をもらえるだけありがたい」と洗脳されているのだ。
これは単なるビジネスモデルではない。これは搾取の構造だ。
「ネームバリュー」という言葉に惑わされてはいけない。それが高額の付加価値を生む理由は、そこに莫大な労働が積み重なっているからだ。
だが、その労働を担うのは誰か? 決して有名ホテルのオーナーや料理長ではない。低賃金で働く無名のスタッフたちが、黙々と価値を作り上げている。マルクスが指摘した「剰余価値」を搾取する構造は、今やブランドという形でさらに巧妙になっている。そして、この「やりがい」という言葉が、搾取を正当化するための美辞麗句として利用されているのだ。
下記がやりがい搾取に遭いやすい職業だ。
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アニメ産業を例にとろう。クリエイターたちが必死に描き上げるカットや演出は、命を削るような作業だ。それなのに彼らに支払われるのは、生活を支えるには程遠いギャラ。
それでも作品が作られ続けるのはなぜか? 答えは単純だ。出版社やテレビ局が狙っているのは、作品そのものではなく、その先にある「権利」だ。著作権やキャラクターグッズ、テーマパークといった二次展開で得られる莫大な利益――それが彼らの本当の目的だ。
制作現場のクリエイターたちは、やりがいに駆り立てられながら、自分たちが生み出した価値の果実を一切手にすることができない。労働者たちが搾取され続ける一方で、ブランドを所有する者たちは悠々と巨万の富を築いている。
ここで重要なのは、私たち消費者もまた、この構図を支えているという事実だ。有名なブランドやネームバリューをありがたがり、そこに対価を支払うことで、労働者たちを搾取する側に加担している可能性がある。
ブランドやネームバリューの本質を見極める必要がある。私たちがその価値を盲信する限り、現場の労働者たちの搾取は終わらない。
この不公正な構図を変えるためには、本質的には労働に対する正当な対価の支払いを求める社会的な声が必要だ。また、私たち一人ひとりが、消費行動を通じてブランドやネームバリューの裏側にある労働の実態を意識することも重要だ。
「やりがい」という言葉に隠された搾取を見抜き、声を上げよう。このままでは、私たちの未来は搾取されるだけのものになりかねない。誰が本当に価値を生み出しているのかを考え、それに応じた行動を取るべき時が来ているのだ。
しかし、今回は声を上げるというような内容ではない。今すぐに個人で行動できることを伝えたいと思う。読者もそちらの方がありがたいだろう。
程度の問題があるだけであって、労働者が圧倒的に不利な場合がものすごく多い。つまり、できるだけ労働者の立場で居続けては駄目である。最初のタネ銭を集める場、くらいに思った方がよい。ひとりで小さな商売でも始めて、その報酬のほとんどを誰にもピンハネされない態勢を構築した方がよい。一部のホワイト企業をのぞいて、基本、労働者が会社にしがみついて良いことなど、少ない。よほどの無能者で、会社におんぶにだっこでないとお金を稼げない人くらいなのである。
ちなみに一部のホワイト企業とは商社やgoogleである。住友商事に就職した人で系列スーパーの店長としてパートのおばちゃんと惣菜のメニュー考えてる人もいれば、丸紅に就職してチリのサーモン養殖場に月一で通ってサーモンの成長を見守ってる人もいる。畜肉担当として豚と戯れてるだけの人もいる。
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