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自分をコントロールせよ、山口周さんのnoteを見て感じたこと

人生で一番大事なことは何か

高校生の時に先生からクラス全員へ問われた言葉です。この言葉が一番心に残っていて、これを聞いてから私の人生が変わりました。

その答えとは

自分をコントロールせよ

です。

自分の欲望のままに生きていれば、昨日と同じかもしくは過去よりも悪い人生になる可能性が高いです。

上記のグラフでは、「健康的なライフスタイル」と「不健康なライフスタイル」が年齢と共に幸福度にどのように影響するかを関連する研究や理論(例: ハーバード成人発達研究、自律性理論など)からの一般的な傾向を元にしたシミュレーションから示したものです。

  • 健康的なライフスタイル(緑色の線)は、年齢が上がっても比較的高い幸福度を維持していますが、少しずつ減少しています。

  • 不健康なライフスタイル(赤色の線)は、幸福度が年齢とともに大きく低下していく傾向があります。

この違いは、健康や社会的つながり、目標達成感が幸福度に重要な役割を果たしていることを示唆しています。 ​

現在では娯楽がありふれており、Youtube、Amazon Prime、Netflix、Abema、U-Next、X(Twitter)、Instagram、TikTokなど暇な時にすぐに見てしまう仕組みになっています。

一方で動画配信や数時間の労働で数千万、場合によっては数億円も稼いでいる人がいます。私の知り合いにも毎日ゴルフ三昧なのに何もしないでお金が年間一千万円入ってくる人がいます。一方で、過酷な労働環境で休む時間もなく、クタクタになるまで労働していても人並みの給与、あるいは人並み以下しかもらえていない、という人がいます。

先日たまたま、山口周さんの下記noteを見つけたのですが、その通りだと思いましたね。恩師の言葉と思い出すと共に自分の時間配分をどう変えていくと良いかということを再認識させられる記事でした。

人生をより豊かにする方法

人生をより、豊かにするためにはどうするか?

そのことについて、山口周さんはこのように紹介されていました。

昨日までと同じ時間配分で生きていれば、昨日までと同じ人生が永遠に続くだけです。人生を変えたければ、何よりもまず、時間配分を変えなければなりません。

#073  人生を変えたければ時間配分をかえろ 時間ポートフォリオについて

たしかに。昨日までと同じことをしていても、偶然に起こることもあるので、差は少しだけあったとしても変わらないですよね。

さらに「自分の豊かさ」と「他者の豊かさ」の2軸でつながるかつながらないかに分けていく。

縦軸は、自分の豊かさに「つながる」か「つながらない」か、横軸は、他者の豊かさに「つながる」か「つながらない」か。ちなみに、ここでいう「豊かさ」とは、経済的なものと非経済的なものをひっくるめたものとしてお考えください。

時間の使い方として、それをやることで自分の人的資本や社会資本が増えるようであれば「豊かさにつながる」使い方でしょうし、楽器や語学を習得して余暇の楽しみが増えるということであれば、それもまた「豊かさにつながる」使い方だということです。

#073  人生を変えたければ時間配分をかえろ 時間ポートフォリオについて

例えば有意義な仕事、家族との夕食などです。

ただ、逆に他者に時間を奪われてしまうようなソーシャルゲームや成長につながらない仕事。

さらには、SNSでの誹謗中傷は自分も他者も豊かにはしません。

どんなポートフォリオにしたいか?

よいポートフォリオは、睡眠を8時間確保したうえで、仕事9時間と余暇7時間。

仕事は、すればするほど良いわけではなく、有意義な仕事とは何かを定義しながら、広げすぎず絞って臨むことが大切と言えます。

残業は極力せずに終わらせられるように計画を立てる。

そして、帰ったら家族との時間や自分の余暇。

僕でいうと、読書や映画それから登山のような時間に充てることが大切となります。

まずは、今どんな配分であるか書き出してみて見える化すること。

それから、もし相応しくない時間配分だと感じたら定期的に変えていきたいと思います。

一度大丈夫だと思っても環境や状況が変われば、気づかないうちに変わっていってしまうものです。

できれば、週に一度。少なくとも月に一度は振り返っていきたいものですね。

出典

  1. ハーバード成人発達研究 (Harvard Study of Adult Development)
    長期的に幸福度と生活習慣の関係を調査した研究。
    詳細: Harvard Study of Adult Development

  2. PubMed
    健康や心理学に関する信頼性の高い研究データが多数掲載されています。
    キーワード: "lifestyle and happiness longitudinal study"

  3. 心理学および社会学の文献

    • Deci, E., & Ryan, R. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being. American Psychologist, 55(1), 68.

    • Ryff, C. D., & Singer, B. H. (2008). Know thyself and become what you are: A eudaimonic approach to psychological well-being. Journal of Happiness Studies, 9(1), 13-39.

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