優しさは難しい
優しさ、気遣いというのは難しいですよね〜。
入院中に心理士というカウンセリングしてくれる方がいるんですよ。その先生に悩みはありますか?と言われ、僕が思ってた事を話しました。それはですね、
僕が入院する前と退院した後に関西にいる両親が東京に来てくれて、僕のお世話をしてくれたんです。お世話というのも、掃除や洗濯や料理です。
ここでみなさんは何を感じますか?優しい親だなと思いますよね。本当にそうです。僕も感謝してます。全然嫌とかはないです。
ただ、癌患者とか僕みたいに切断した患者が持つ悩みの1つが、「家族の優しさが過剰」という事です。なぜかと言うと、「自分で出来るのに」と感じ、それが無力感につながったりします。心理士の先生があるあるの悩みだといってました。
でも、親の気持ちも痛いほど分かります、と言うか当たり前ですよね。息子のためになんでもしてあげたいと思うはずです。僕は一人息子だから余計。
これは親にも直接言いました。こー思ってると。でもこれは永遠に解決しません。
と思ってたんですけど、これを今日友達相談したら、
「自分でやってるところを見せたら、何が出来るのかがわかるから、できないことだけ手伝ってくれるんちゃう?」と。
ほんまや!!
僕何にもしてなかったんですよ、親が色々やってくれてる時に僕は横で見てるだけでした。だからできる姿を見せて安心させることが僕にできる事だと気付きました。頑張ります。ありがとう友達!
ほなまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?