【ペアで足を整え合う】触れ合い編
【ペアで足を整え合う】触れ合い編
1.手と足を繋ぐ
2.自分の手と相手の足が馴染むのを待ってから動かす
ここでは小趾球の足首回しをやる説明をしているところ。小趾球は感度が鈍い人が多い。だからこそ手の人も足の人も、それぞれ自分の感覚の宿るまで必要な時間をかけるのが良い。
感覚が来るまで待つ。動かす前に。
前の投稿では丹田を意識、と説明したが、馴染むのを待って、それから動かせば丹田に(臍・骨盤内部・体幹全体へも)響く。
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セルフの魔女トレでは手と足を同時に感覚している。
手:触れる側
足:触れられる側
となっており感覚のやりとりが同時に起きている。
土台の足を整えるためには足(足指や足裏)の感覚を育みたいのでセルフの時には足の感覚に重きを置いてほしい。
しかし向き合いたい感覚があっちこっちへいってしまうという人には、一つの役割に集中することが良い稽古になる。
一つの役割の中にも様々な観点があり、受け取れる現象も豊富にある。
身体の使い方や身体操作の世界でよく見受けられる、「この方向/角度/流れをイメージして地面に対して爆発的な/緩やかな力を伝える」などがコツとして説明されたとしても、
自身の体内へ、あるいは体外への感覚が育まれていなかったり、感覚の深化と拡張がなされていない身体には、それが現実に表現されにくい。
その感覚の育み合いは、身体と身体の接触の経験が基本にある(身体と身体だけでなく自然や物など環境もある)。そこの質と量も関係する。
人に触れるとき、相手の足と自分の手が馴染むまで待つ。
「丁寧に触れる」という言葉でまとめることはできない。
頭で考えた丁寧と身体で相手と自分の心地良さを追及した丁寧とは質や深みが違う。
[3/10魔女トレin東京〜感じること・整うこと〜]