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連載企画/アミュプラザ 開業1年 コロナ禍を超えて
異例のスタート
時短、自粛続き苦戦 売上高、想定の8割強
澄み切った青空が広がる11月半ば。お昼時になるとビジネスマンや若者たちが吸い寄せられるように集まってくる。JR宮崎駅西口のアミュプラザみやざき(宮崎市)。うみ館とやま館をつなぐ横断歩道は、街並みの変化を示す象徴的な場所となった。
「両館を行き交う人の多さはかつての新婚旅行ブームをほうふつとさせる」。共同開発した宮崎交通(同)の川端史敏会長が頬を緩める。「バスや電車の結節点だった駅前に買い物や娯楽の要素が加わった。アミュは宮崎のランドマークとして立派に役目を果たしている」
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