見出し画像

子どもが親にしてあげられること

親の面倒、親孝行とでもいうのでしょうかね。
私は毒親育ちなので、まだ生きている毒父とは絶縁して、何もしていないけれど、夫は自分の両親にだけは手厚くいろいろしてあげているみたいです。

夫の両親(私から見て舅姑)は80代後半と高齢です。
夫はまだ現役で仕事していますし、私も統合失調症なので、同居または通いでの在宅介護は出来ません。

身内の介護は親子の感情があるから壮絶なものです。
私も10代のときに、重度の精神疾患の毒母の看病をしていたので分かります。

親が生きている間にできることは、病院の入院の保証人、介護保険申請手続き、老人介護施設探しと身元保証人、通院介助や差し入れや面会が精一杯でしょうね。
老後のお金は親の年金と資金からです。
子どもには子どもの生活がありますから、お金が無くて子どもにおっかぶさろうとするのは無しです。

私の父は毒親なので、愛玩子の毒妹に全てを託し介護放棄しました。
遺産相続も放棄します。
でも50年間は毒父の独居の寂しさを埋めるために、自分の人生を犠牲にしましたけれどね。
介護が必要になる前に絶縁できて良かったと心から思います。
毒父の面倒は、精神的に生理的に無理。

子どもを何人作っても、子どもが生まれてきて良かったと感じることができる子育てが出来なかったら、親の老後はとても孤独なものでしょうね。
産んでやったのに、金を掛けて育ててやったのに、お前のためを思ってしてやったのには、毒親の独りよがりです。
老後、子どもに見捨てられても仕方がないと思います。

子どもが親にしてあげられることなんて、何もないんですよ。
親に心配や負担をかけないように、しっかり自立して、生きていくことが何より大事かな、と思います。
結婚していても、していなくても、子どもがいても、いなくても、老後は最期は独りです。
自分が長生きすることを見越して、健康に気を付けて、しっかり蓄えて、老後の面倒は自分で看なければならない時代なんですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?