フリンジに悩まされたりした春
2022/3/28(月)
東京では桜が満開だそうです。日本には四季があって、同じ1年間でも、たとえ同じ場所にいても見る景色が変化していくというのは楽しく感じます。特に桜においては、「ああ、また春が来たんだな」と感じさせてくれるような印象があります。
(…といっても今住んでいるところ以外に暮らした経験がない上に、日本を出て住んだこともないため、いまいち説得力に欠けますが..)
ただでさえ春と秋が短くなっているような感覚なのに、これから気候が変わって、日本も亜熱帯地域のような天気になったら、今の感覚も忘れてしまうかも。そんな時のために、風景を写真に収めたいなと考えるこの頃です。
前置きが長くなりましたが、今日は桜を撮っていて一層感じたフリンジについて。昨年(2021年)に初めてのオールドレンズとして「Pentax M42 Super Takumar 55mm F1.8」を購入しました。
開放で撮影した時の仕上がりを見て「これがオールドレンズか、1万円以内でもレンズって買えるんだな」と感動しました。が、被写体の境界に紫色の帯が浮かんでしまうことに気づきます。
桜以外でも(植物とか建物とか全般)同じように写ることがあり、調べてみると「パープルフリンジ」という現象のよう。最近の性能の良いレンズは、こういうものを無くすためにお金をかけているんだなと感じました。
良い例がパッと出てこなくて恐縮ですが、紫色以外にも緑色で出ることもあって、色収差に原因があることをネットで知りました。絞れば改善するのですが、ボカしたい時は困り物ですね..(こうして最新のレンズを調べ漁っている私がいます)
今はPC版のLightroomにフリンジを軽減する機能があって、これが非常に便利なのですが、できればiOS / ipad版でも実装してほしいこの頃です。カラーミキサーだけでは対処しきれないので..
そういえばもう一つ桜の撮影で悩むことがあって、上の写真のように枝がぼやけて(にじんで?)写ってしまうことがあります。まだ原因はわかっていません。毎回なるわけではないので、何か条件があるのかも。
ただ上記のは木の枝を撮る時によく発生している印象があって、例えば他の例だと木々にとまっている鳥を撮影した時にもあったと記憶しています。
綺麗なボケを写すのは難しいですが、美しく描写できた時の喜びも大きいです。これからの桜の季節、情勢にも気をつけつつ撮影をしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書くのにかかった時間
写真の選別など準備・・・8分
記事作成・・・19分、1159文字
合計27分程度
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