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LIFEのこと

9月18日月曜祝日、川越霞ヶ関Kalaftaさんでの投げ銭制出入り自由音楽ライブ「LIFE」第九回が無事に終わりました。お越しいただいた皆さま、関係者の皆さま、ならびにフライヤーでの告知にご協力いただいた皆さま方、今回も誠にありがとうございました。

不精者ゆえに、慌ただしく告知して終わってからは音沙汰なし、でここまで来てしまいましたが、たまには落ち着いて振り返ってみたく思います。

LIFEはそもそもKalafta店主澤野さんにお誘いを受け、去年の5月に始まりました。澤野さんと私とで試行錯誤しながら、お互いなんとなくゆるゆる補い合いつつ、第九回目までマイペースに続いてきた感じです。

毎回、澤野さんが丁寧に作って下さるフライヤー画像をつなげて一枚にまとめてみました!(ウェブサイトを参考に見よう見まねでiPhoneでの初めての作業、これだけ一時間以上かかりました…)まとめて見ると壮観!

ご自身のお店で音楽ライブを企画し、人前での演奏を重ねつつ、お店を盛り上げていこうという(推測ですが…)澤野さんのしずかな情熱が、私の側からすると、二年前の春先に体調を崩して以来ライブに出演するどころじゃなかった自分のリハビリを支えて下さっている感じです。結果として。なんとありがたくなんとうれしい。足を向けて寝られません。

写真を選ぶのにアルバムを振り返っていたら、ほんの一年ちょっと前とはいえ、あれこれ思い出します。第二回は同居人がコロナ罹患のため延期となったり、そのころはまだ髪が長かったんだなーとか…

そのうち他にどなたかお呼びしたいですよね~と言いつつゆるりと回を重ねてきた第六回目に、旧友の鈴木伸明さんがふらりと遊びにいらしてくれて、音源を聴いた澤野さんが鈴木さんトリオを呼ぼう!ということとなり、七回目にして初の三組でのライブ、そして八回目は因島の友人キスミワコちゃんを是非お呼びしたいと私が申し出たところ、澤野さんが自分は一回お休みするので女性三組でお願いしますと仰ったので、桃鏡というバンドのじょんさんをお招きして猛暑日に大盛況のライブと相成りました。

そんな流れで、第九回目は、Kalaftaさんの雰囲気や澤野さんの演奏と相性が良さそうだなーと私が思ったアニュウリズムさんにお声をおかけしました。
澤野さんは今回ギターではなくピアノ弾き語りで、そして私はレレレノレコード仲間だったドラマーのミッキーとの二人編成で演奏しました。
十回目を目前に、着々と変化を遂げているLIFEです。

第六回目からはYouTubeでひっそり生配信されておりまして、アーカイブも残っております。
澤野さんの底知れぬ情熱に頭が下がります。
(私の演奏の出来は凸凹すぎて、観直せていなかったりもしますが…)
鈴木伸明トリオでは、大好きな曲「夜遊び」を歌わせてもらって感無量でした。peck you!!さんの名曲「波」をミワコちゃんが一緒に歌ってくれたり。

さて。LIFE9では、ミッキーと一緒に6曲演奏しました。カバー4曲にオリジナル2曲。個人的な思いから今回どうしてもブルーハーツの「チェルノブイリ」「シャララ」が歌いたくて、本番の前日に練習でスタジオに入ったときミッキーに申し出たらば、自分も大好きな曲なのでやりましょう!と言ってくれたので、荒削りながら一緒にやらせてもらいました。
私も、ミッキーも、もちろん澤野さんにも、当然それぞれ全く異なる思いがあるはずですので、お二人が私の意図を容認してくれたことに心より感謝します。
私は旧ツイッターに今「汚染水の海洋放出に反対します」というハッシュタグ投稿を固定していて、「汚染水放出への個人プロテスト」というハッシュタグもよく見てます。今せめて自分にできること、との想いから演奏しました。体調悪くてお店に来れなくて家でYouTubeを観てくれてた同居人には「報道特集か」と苦笑されましたし、私も、人と対話することが苦手だったり、言葉にしようとするとついつい感情ばかり先走ってしまったりと、難しいのですが、しかしこれは本当の本当に無いんじゃないか…と思うと非常に苦しくて、個人プロテストのハッシュタグで「飯を美味しく食べるため」と言っておられた方がいて、痛いほどわかるなあと共感したので、思い切ってやらせてもらいました。(ライブでは、「汚染水」という言葉にセンシティブな昨今の風潮を鑑みて、処理水の海洋投棄、という言い方を敢えて選びました)

他にカバー曲は、キセルのハナレバナレと、Never Young Beachの風を吹かせてを演奏しました。ミッキーとは好きな音楽のツボが被っていて、大好きな曲を一緒に演奏できてうれしかったし、演奏の技術はもちろん、音楽への愛情と寄り添い力が半端ないなと今回ますます実感しました。ミッキー本当にありがとう。また是非やりましょう!

あと、MCでは、長くなりそうで話を端折ったらニュアンスがちょっと変わっちゃったかもで、改めて説明しますと、私が着てるキセルのTシャツは十日ほど前に数年ぶりに飲みに行った友人がくれたものです。一回り小さい色違いを自分も持ってるのですが色褪せちゃったし今着るとちょっとピタピタ過ぎて。貰ったTシャツはサイズも色も程よく、わー嬉しいありがとう!とすっかり酔って受け取って、帰宅してよくよく見たら、キセル本人たちのサイン入りでびっくりしましたが、日付から考えると、私が関西旅行のついでにキセル名古屋ライブに立ち寄ったのが友人と知り合ったきっかけなのですが、そのとき友人が物販でサインを貰っていたおぼろげな記憶がよみがえり、そうか我々が出会った日のTシャツか!と感慨を新たにしました。翌日さっそくミッキーとのスタジオ練習に着て行ってその話をしたら、ライブに着て来て下さい!と言ってくれたので。

改めまして、澤野さん、ゆうこさん、足を運んで下さるお客さま、告知にご協力いただいているお店の皆さま、いつもありがとうございます。
自分はまだまだ未熟者ですが(←いつまで言ってんねん!と我ながら思います…)、地元で気軽に親しんでもらえる質の高いイベントを目指しつつ、これからも楽しい時間を重ねて行ければと願っております。

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