2ヶ月で30名に計50回コーチングしてみた
2020年1月末からコーチングを学び始め、2ヶ月が経過した。
その間、CTIジャパンのコーチングスクールに70時間ほど通い、スクールとは別にコーチングを実施したクライアントは30名(無料5名/有料25名)、継続コーチングを含めると計50回(無料6回/有料44回)の実施を経験した。
本noteでは、この2ヶ月のコーチング実績を定量的かつ定性的に振り返る。読者ターゲットは、これからコーチングを学ぼうとされている方、既にコーチングを学んでいてクライアントを探している方など、かなりニッチな対象を想定している。クライアントとしてコーチングを受けることを検討している方には、あまり役に立たないかもしれない。予めご了承願いたい。ちなみに僕がコーチングを学び始めた理由は以下noteを読んでいただければと。
コーチング実績の振り返り
2ヶ月の実績を定量的に振り返ると、母数としてコーチング依頼者は37名、そのうち実施済30名、実施予定1名、実施見送り6名である。実施済30名のうち17名が継続コーチングを希望され、本日時点で計50回のコーチングを実施した。ちなみに実施見送り6名は元上司やプロコーチなど、今の僕ではお役に立てそうにない方々である。以下のように丁重に(?)お断りしている。
これらのデータに加え、依頼者の性別/職種/関係性や、応募経路をスプレッドシートにまとめ、グラフ化してみた結果がこちらである。
まず依頼者属性をサマると以下の通り。
・性別は男性54%、女性46%でほぼ半々
・職種は人事が46%、エンジニアや営業が14%
・関係性は知り合い68%、初めまして32%
「僕がコーチングを学び始めた理由」にも書いたが、コーチングをしている大きな理由の一つが過去の自分を救うことなので、人事の皆さんから多くの依頼をいただくのはシンプルに嬉しい!
僕もそうだったが、特に小規模組織のいわゆる「ぼっち人事」は悩みがあっても社内で相談できる人がおらず、社外にも情報漏洩リスクがあるため吐き出すことが難しい。守秘義務があるコーチングは、ぼっち人事を救う有効な手法の一つであると実感している。同時に、コーチとしてどんなクライアントにコーチングしたいかを明確に持っているのは強いとも思う。
一方、ITやスタートアップ界隈のエンジニアや営業の方からも依頼をいただくのは意外だった。クライアントは、自身のバックグラウンドを少しでも理解/共感してもらえそうなコーチを選ぶのかもしれない。
次に依頼者の応募経路を見ていくと、bosyu経由が51%と最も多い。初めましての方は80%以上がbosyu経由だが、意外なのはSNSで既に繋がっている知り合いも、bosyu経由で依頼される方が一定数いるということだ。
また、応募経路としてはbosyuが最も多いのだが、クライアントに直接ヒアリングすると、こちらのnoteにリンクとして貼ってあるbosyuから依頼をいただくことが多く「noteで共感する」→「bosyuで依頼する」というステップを踏んでいることがわかる。noteとbosyuは相性が良い。
継続率についても触れておく。これまでは初回のお試しコーチングを2,000円、継続コーチングを1回6,000円(原則3回セットの18,000円)で実施してきている。コーチング料金としては、僕はまだ見習いコーチなので安い。プロコーチは1回20,000円などザラにいる。一方、継続率57%が高いのか低いのか、これは他のコーチと比較できないのでわからないが、僕個人は満足している。
初回のお試しコーチングを実施した上で、自身の大切な価値観を原動力として自走できているクライアントには、その感じたままをコーチング後にフィードバックし、無理に継続コーチングを勧めることはしない。
コーチングしていて感じること
日々のコーチングで感じることはTwitterでつぶやいているが、最もいいねされたのはこちらのTweet(と言っても43いいねだけどw)。
この生身の自分と、その人が戦略的に着ているものの重さ/軽さは、自然体かつ自発的に生きているかどうかを内省してもらう上でよく使う例え。軽やかな人ほど、あまりコーチングの必要性がないように感じている。
また、コーチングでは話しているクライアントの表情や仕草、声のトーンを拾って、ありのままに伝え返すことを度々おこなう。
自分の心を無視して、頭でっかちに考えている人や、責任感が強くて外部環境に最適化しすぎている人は、上記のようになりやすい。一人でおこなう自己内省と、二人でおこなうコーチングの大きな違いはまさにこれで、話しているクライアントの状態をコーチが観察して伝え返すだけで、クライアントは自分の心と向き合いやすくなる。
コーチングについては、これら以外にもいろいろTweetしているので、興味のある方は僕のTwitterをぜひ覗きにきてほしい。
クライアントの声
コーチングは守秘義務があるため、僕からコーチングの内容や、クライアントの名前を明かすことはしない。ただ、クライアントが自発的にコーチングの感想をTwitterに投稿してくれることがあるので、そういう生の声だけ転載する。良い感想をもらうと、コーチやって本当に良かったと思う。
一方で、コーチングがうまくできなかったと思うこともある。コーチとして決めつけが出てしまったり、誘導質問のようになってしまったり。そこはまだまだ修行していきたい。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もし僕のコーチングに興味があれば、コロナ真っ盛りのため原則リモート、平日は仕事があるため原則土日祝の実施となりますが、よろしければ以下のリクエストフォームからご依頼ください。
今回はコーチング初学者や見習いコーチの皆さんをメイン対象としてnoteを書きました。少しでも役に立ったと感じていただけた場合は、SNSシェアやスキボタンを押していただけると嬉しいです。
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