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2021/02/23【ねんきんネットの未統合記録検索機能】

2021/02/23【ねんきんネットの未統合記録検索機能】
 
ネット上で公的年金に関する加入履歴閲覧や受給見込額試算ができる「ねんきんネット」。その中に、未統合記録と呼ばれる「持ち主不明記録」を検索する機能があります。
 
「持ち主不明記録」とは、平成9年に作られた基礎年金番号に紐づいていない加入記録のことです。基礎年金番号につながっていない記録は、持ち主不明となり、宙に浮いたものとなります。平成19年に消えた年金5000万件として騒がれたのがこの持ち主不明記録なのです。
 
持ち主不明記録が発生しやすいのは、転職が多い方、結婚離婚で姓が何度か変わった方、名前の読み方が何通りもある方などです。ねんきんネットの未統合記録検索機能では、旧姓や読み方で氏名検索を行えます。
 
持ち主の発見は日々行われておりますが、まだまだ数多くの未統合記録があります。持ち主が発見されるのは、多くの場合、年金請求時です。短縮老齢年金請求時や、遺族・未支給年金の請求時に見つかることが多いです。受給者が亡くなったあとに、戦前の軍需工場勤務の厚生年金の記録が見つかるというケースもあります。
 
自分の被保険者記録に漏れがあるのではと心配な方は、ねんきんネットの登録をして、持ち主不明記録検索機能を活用してみるのもよいかもしれません。
 
ねんきんネット持ち主不明記録検索案内
https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/manual/unk

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