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『0.5の男』が面白い!!

松田龍平主演のドラマ『0.5の男』が面白かった。

ある日、40歳で引きこもりの雅治(松田龍平)が、「家を2.5世帯にしマス」と母が作ったお弁当箱に貼られた付箋紙を見て、あたふたするところから物語は進んでいく。

この2.5世帯とは、2世帯にもう1人が住める家をコンセプトとした住宅販売店のウリである。

両親との生活に妹家族(旦那、長女、長男)が加わり、仕事をしていない"0.5の男"こと雅治の居場所は2.5世帯の家では当然なく。

物語を重ねるにつれて前に進もうとする雅治に、つい見入ってしまう。

このドラマの面白さは、「日常に対するディティールの細かさ」である。

演者たちの会話の間や表情、セリフ回しが私たちの生きる普通の日常にちかい。

みかんを剥きながらのんびりと観れるようなドラマなのだ。

人を待っている間に、コンクリと芝生の境目を足でサワサワいじるシーンがあるのだが、そのリアルさが自然で思わず笑みがこぼれてしまった。

全5話では勿体無いほどの作品だが、この短さだから面白いのかもしれない。

コンパクトにギュッと面白さが詰まっていた。

そんな『0.5の男』はprime videoとNetflixで配信されているので是非観てほしい。

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