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続 仕事ができない人

昨日のnoteを書いてから、これまでの社会人生活の出来事が頭の中をぐるぐるかけまわっている。

ここに書き残して整理、リセットしたい。


前の職場は新卒から10年ほど働いた。
自分は大卒で入社したが、大卒で入社する者は若干名で、専門卒や高卒の方が多かった。
よって、大卒は幹部候補扱いとなり、昇進も早い。

そんな環境だから、自分の力量に比例せず、役職だけ上がっていく。すると、仕事を振られるが、能力が見合わないため、残業にまみれる。

このときはまだ、「自分に振られてる仕事量が多いから残業も仕方ないんだ」と納得させていた。

そして、数年前に今の職場に転職。
もちろん平社員からのスタート。周囲も大卒ばかりで、幹部候補などという概念はない。

そこで、周りの能力のレベルの高さに驚いた。役職がついてない、新卒入社5年目なのに、とんでもない仕事の捌き方をしている人だっている。
前の職場の環境がいかに自分の力量に、見合っていなかったかを日々痛感している。前職で残業にまみれていたことも、自分の能力の問題だったと感じている。転職当時、「前職ではそれなりの役職でやっていた」という自尊心も、今では羞恥心に変わっている。

そんな自分が、唯一仕事出来なくて良かった、と思うことがある。

それは、仕事ができない人の「気持ちが分かる」ということ。陰で「⚫︎⚫︎が仕事できないんだよねー」という愚痴を聞いた時に、自分は同調することはない。誰だって仕事できる人になりたい。
仕事できない自分が言う権利はないけど、仕事できない人を排除するんじゃなくて、受け入れられるような職場であって欲しい。
できない人は誰に指摘されなくても、自分でひとりひっそり悩み苦しみもがいている。

ここまで書いて振り返ってみて、こりゃ生きる希望もなくなるな、と悲しくなってきた。
最後に、自分の好きな言葉を残して、今日は終わり。うだうだ悩むのも終わり。

「最も強い者が生き残るのではない、最も賢い者が残るのでもない、唯一生き残るのは変化できる者である」
チャールズ•ダーウィン

自分はきっと変われる。

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