大切な人を亡くされた方への寄り添い方

今週の月曜日(3/23)、すがとよ酒店女将の菅原文子さんから、会長の松田宛にお手紙をいただきました。

そのお手紙と一緒に、菅原さんの詩集が入っていました。

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東日本大震災での津波の時、菅原さんの目の前でご主人が流されてしまいました。

2階に上がる階段から手を伸ばし、手を取り合った瞬間のことです。

その後、なかなかご主人は見つかりませんでした。

その際に書かれたご主人にあてた恋文です。

その中の一つをご紹介します。

夢に見し
亡き夫(ひと) 面影 追いかけて
届かぬ思いの ゆき先(さき)は
風のたよりに
天に届けし

夫は見つからない
毎日のように遺体安置所に通った
むなしい日々が過ぎてゆく
いったい何処に行ってしまったのか
季節は巡って
空の色が変わってゆく
「ずーっと空の遠くに
夫の面影を投げかけて
何も語らず
無言の毎日
むなしさにつぶされる胸の内」

この詩集の表紙にある言葉
「いっしょに泣いてくれてありがとう」

大切な人を亡くされた方の想いを少しでも分かってあげることだけで、慰めになるんだなと思いました。

日本講演新聞、すがとよ酒店女将、菅原文子さんの掲載は、2020年3月26日3月23日号、4月6日号です。

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重春文香@日本講演新聞 広報部
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