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週5日(1日8時間)労働をやめようとしたら週7日(1日10時間以上)労働をした挙句メンタルがボロボロになった件について【SE女子の日常】

お久しぶりです。みやもとみほです!
note継続して投稿をがんばろう!と以前意気込んでいましたが、タイトルの通りここ8ヶ月ぐらい、死線を彷徨っていました

みなさん、週5日(1日8時間)勤務に対して、どう考えていますか。
私は、拘束されるのが、だいだいだーーーー一いっきらいで、昔からこれが辞めたくて仕方ありません。

みなさんもこんな風に思いませんか?

なんでこんなにきっちり働かせるんだろう。
なんでこんなに天気がいいのに、私は室内にこもってパソコンを叩いているのだろう
なんで仕事終わってるのにまだ働かされ続けるんだろう
なんで決められた時間に出社しないといけないんだろう

これは新卒の時からずっと思っていて、「SEでずっと歯車のように働かされるのであれば、Webデザイナーになって自由に働けるのでは!」と思い、Webデザイナーに転職したこともあります。
(結局、めちゃくちゃ大変でSEに戻ってしまいましたが。)

SE歴も気づけば9年。自信もついてきた。
そして、今年4月。
「社長になったことだし、ちょっと自分で案件取ってみたりして週5日8時間勤務から解放されるぞーーー!」
と思って、週5案件を切り離して、走り出したわけです。

子どもを産みたいという夢もあり、そうすると週5案件はとてもじゃないけど無理という理由もあります。

今までもなんとかなってきたし、今回もなんかいい感じに上手くいくだろうと、高を括っていました。

全然取れない仕事

4月〜6月は自分でいろんな場所に出向いて声をかけてみたり、サービスに登録してみたり。色々挑戦をしてみました。
今年の4月から専門学校の講師にも行かせていただいてたので、週3で働けるところないかな〜と思って探してもみました。

ただ、週3の案件って関西はあまりない。
PMOとか上流工程の案件なら特に。
あったとしても週5働ける人が優先されてしまうので、その条件で落とされることが多々ありました。

お仕事をご紹介いただけて一安心?

流石にやばいと思い知り合いに相談したらなんと!ご紹介でWebページ制作のお仕事を数件いただくことができました。
これでなんとか軌道に乗れる。そう、安心していました。

むしろここからが地獄の始まりでした。

上流工程の難しさに苦戦する日々

SEとしては長いですが、営業経験は皆無
基本的には営業さんがまとめてくれた資料をもとに、システムを構築する人です。

プログラミングスクールの運営や、コミュニティ運営もやってるし、戦略のヒアリングはできるだろ!とちょっと安直な気持ちで行っちゃったわけですが、何を聞けばいいかわからない。。。

これが必要かな〜と思って聞いたつもり。
でも事業の全体像を理解できていないので、漏れがある。

資料準備をしているうちに、次の打ち合わせ。
お客さんが逆に「戦略がわからない」と相談を受け、それをフォローしたり。

強いて言えば私、HPの開発案件も持っていたので空いている時間はコーディング。当日に依頼が来て当日納品。
何もないと思っていたタイミングに急遽修正対応。

資料なんて作る暇がない。死ぬ。
でもやらなければもっと死ぬ。
泣きながらでも手を動かせ。死ぬぞ。
納期がやばいから徹夜もするし、食生活もボロボロになる日々。
だんだん資料を用意する余裕も無くなって、ミーティングのために仕事をしている、追われる日々が続きます。

月曜〜日曜朝から晩までずっと仕事をし続けていた記憶があります。
週5日8時間決められた仕事をするというありがたみを痛感します。

心の疲労によりピークが来る

そして、一番やらかしたなぁと思うのが「心の疲労」です。

月曜から日曜まで休みなく働き、徹夜をしていればミスもする。
ミスをすると「なんでこんなのもできないんだ自分」と自分を責め始める。

やらなければならない。資料をきちんとまとめなければならない。
お金をいただいているんだからきちんとしなければならない。

本当は辛い。辞めたい。逃げたい。楽したい。
でもやると言ったんだ、逃げてはいけない。

鬱は克服してるし、対処法も知ってる。倒れることはない。
まだ大丈夫だ。働け。手を動かせ。泣き言を言うな。

一緒に仕事をしている後輩の前で顔に出してはいけない。
笑わないといけない。ちゃんと報告しないといけない。
…会社に守られている人が羨ましい。

自分で選んだ道だとわかってる。
しんどい。でもやらなきゃ。
怒られたくない。ちゃんとしてる自分を見せなきゃ。

そして、そうやって自分を追い詰めながら仕事をしているうちに、致命的なミスをして「仕事ができない自分」への感情が爆発し、「私なんてもう何もできないんだ」と一時的に無気力状態になってしまいました。

「何か決めてください」と言われるだけで涙が出るぐらいやばかったので、仕事休みます!と伝えて、2日間30時間ぐらい眠り続けました。

先輩の助け

ここでようやく、一緒にお仕事をしていたSEの先輩や、コンサルの先輩に、仕事がしんどいことを吐き出すことができました。

色々アドバイスをいただいたり、間に入っていただいたり、マネジメントを手伝ってくれたり。
やっぱりコンサルティング専門の人は観点が全然違う。
久々に新鮮な気持ちで話を聞くことができて、なんでもっと早く相談しなかったんだろうと思いましたが、実際に頑張ってきたからこのありがたみを感じられるんだなと思うと、頑張った結果なのかなと思っています。

久々に読んだ本に救われる

ちょっと心が落ち着いて、一息を入れている時にふとSEの先輩から勧めていただいた「シンクロちゃん」という本が読みたくなりました。
昔からクヨクヨすることが多かったのですが「そういう時はシンクロリーン!」って言ってくれたのを思い出して。

先日改めて読んだら「今の私は最初のシンクロちゃんの時に戻ってるな」って気付かされました。

仕事ができないとかそういう話ではなく、やらなければならない、こうしなければならない。
周りの人の感情に左右され「自分にバツをつけ続けている」だけなんだって。

バツをつける人生はやめよう。
自分を大切にしよう。

メール送った自分えらい!面倒臭いと思っている自分OK!
仕事のお断り連絡を入れられた!すごい!
寝過ごしちゃった!でも起きれた!えらい!

本を読んだ後

本を読んでからなんか心が少し軽くなりました。

そうしているとふと、私の持っている生徒で以前「そもそもプログラミングの基礎がわからない」と言っていた子が、自分から他の子に教えているようになっているところを見て、なんか嬉しくなりました。
「みやもと先生のおかげで楽しくなってきた」と言ってくれるとやっぱり嬉しい!
多分綺麗なコードを見たことないからかなと思って、ちょっとコードを手直しして見比べてみようね〜って、修正コードをプレゼントしたら、それを参考にずっとコーディングしてくれているみたいで。

私以外の契機があったかもしれないけど、「動かんときはムカつくけど動いたらめっちゃ楽しい!」「教えてください〜!」「先生何してるんですか〜」って積極的に話してくれる子が増えて、なんかありがとうと言われなくても、目で見て、楽しそうにしている様子を見るのが嬉しい。

久々に仕事をやってよかったなって痛感しました。
そういえば、マンツーマンで教えたり、人の相談に乗ってる時は、しんどい期間も楽しかったな〜というのにも気づきました。
もしかしたら本当はそういう仕事がしたいのかも知れません。

まとめ

経営者だからこうしないといけない。
先生だからこうしないといけない。
リーダーだからこうしないといけない。

そうやって心に蓋をしていました。

まだ自分のマネジメントすらできやしない。
でもそれに気づけた。えらい。
本当はめっちゃ自分のことを嫌ってる。

やるべきこともある。変えないといけないこともある。
でも、まずは自分の心を大切にする。

noteも書きたいと思ったから書きました。
これから、MENTAとかラジオとか、やってみたかったこともやってみようと思います。本だって出版したいし、絵だって描きたい。

今の自分の心を大事にして、また一から走り直します!

あと、週5日毎日8時間働くのは悪いわけではない。というのも気づきでした。
ただ、私は自由にいっぱい働きたいので、やっぱり週5日(1日8時間)は無理かな!

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