鼻尖形成+鼻翼縮小+鼻翼挙上+鼻翼基部細片軟骨移植+側頭部中下顔面ミニリフト ~合わせ技ですっきり顔へ~
症例概要
1回目手術)鼻翼基部細片軟骨移植+鼻尖形成+鼻背部ヒアルロン酸注入
2回目手術)鼻翼縮小+鼻翼挙上+側頭部・中下顔面ミニリフト
を行った方の症例報告です。
鼻翼挙上は2通りの術式があって、
鼻翼がくっついているベース(床)の部分から鼻翼を一旦切り離し、ベース(床)の一部を切り取って縫い縮めてからその上に再度鼻翼を縫合する方法と、
鼻翼のベース(床)を筋膜で吊り上げて鼻骨に固定する方法とがあります。
今回は最初の方法で行っています。
この方法は筋膜採取をしなくてよいので手軽ですが、挙上効果は1-2mm程度に限られます。
それ以上の効果が必要な場合、筋膜移植がよいでしょう。
青井院長の治療プラン
まずは術前の状態です。
今回のモニター様のご要望は
鼻の穴が正面から見えていのを、もう少し見えにくくしたい
鼻の下1/3にボリューム感があるのを改善したい
横顔を改善したい(中顔面を前に出したい)
フェイスラインのたるみを改善したい
目尻が下がっているのを水平ぐらいにしたい
法令線(鼻翼基部のくぼみ)を改善したい
とのことでした。
そこで、
1回目の手術で
鼻尖を細く高くして、
鼻翼基部に細片軟骨(両側耳介軟骨)を移植し、
術後しばらくして鼻背部にはヒアルロン酸を注入しました。
2回目の手術(半年後に施術)では
鼻翼縮小外側法で鼻翼を小さくしつつ、
鼻翼挙上を行うことで
鼻の穴が小さくみえるようにしました。
また、併せて3部位(側頭部・中下顔面)のミニリフトを行いました。
気になるビフォー・アフター
それでは、2回の手術後の状態を見てみましょう。
フェイスリフト
1回目の手術から1年1か月後になりますが、
まずはフェイスリフトの効果を見ていきましょう。
フェイスリフトは2回目に行ったので下の写真は術後半年経過したものです。
輪郭がきれいに整ったこと
顔面に立体感がでて小顔に見えるようになったこと
目尻の位置が上方に移動し垂れ目感が改善したこと
斜めの写真ではゴルゴラインや法令線が改善したこと
などが挙げられます。
もちろん、法令線は鼻翼基部細片軟骨移植との相乗効果もあると思います。
鼻翼基部細片軟骨移植
次にその鼻翼基部細片軟骨移植の効果を見てみましょう。
鼻翼の横のくぼみがだいぶ改善したこと
口が出ている感じが改善したこと
横から鼻がきれいに見えるようになったこと
これらの効果で横顔がきれいになったこと
が挙げられます。
鼻翼縮小+鼻翼挙上
次に鼻翼縮小+鼻翼挙上の効果を見ていきましょう。
鼻翼が上がったことで鼻の穴が小さく見えるようになったこと
鼻翼が小さくなったことで鼻翼の存在感がなくなったこと
などが挙げられます。
鼻翼外側の傷を気にされる方も多いのですが、
切る位置を少し工夫することで割と目立たなくなります。
鼻尖形成
最後に鼻尖形成の効果です。
鼻尖が平坦で広かったのが、自然な感じで細くなったこと
少し鼻先を高くすることで丸形だった鼻の穴が、縦長のきれいな形になっていること
などが挙げられます。
鼻尖形成と鼻翼縮小を併用することで鼻の下1/3はかなりすっきりします。
まとめ
一つずつ効果を見ていきましたがそれを踏まえて最後に全体の雰囲気を見てみましょう。
鼻も顔面もすっきりしたことで、全体としてはやせて小顔になった印象ですね。
また、目隠しで少しわかりにくいですが、目の開きが大きくなっています。
全員ではありませんが、フェイスリフト(側頭部を含んだリフト)をすると目の開きが大きくなることがあります。
料金とリスク
料金(税込)
鼻尖形成 税込み¥660,000- 鼻翼基部細片軟骨移植 税込み¥495,000- 鼻翼縮小+鼻翼挙上 税込み¥550,000- 複合割引適応あり
リスク
鼻:腫れ、内出血、痛み、むくみ、感染、イメージと違う、傷跡が残る、左右差が気になる、皮脂腺が傷にかかると傷が目立つ、術後一時的につっばり感が生じる、後戻り、一時的な上口唇のしびれ、移植した軟骨の浮き出しや移動、鼻尖が曲がる、2-3か月笑いにくい、軟骨は少し吸収される/ フェイスリフト:腫れ、内出血、血種、痛み、むくみ、一時的に皮膚の感覚が鈍くなる、一時的なツッパリ感、傷跡が残る、肥厚性瘢痕、ケロイド、耳の変形の可能性、左右差、術後早期の皮膚の凹凸、顔面神経障害、後戻り、耳介裏面のギャザー、もみあげが後退する
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