中下顔面ネックミニリフト ~フェイスラインがシュッとすると小顔になります~
症例概要
フェイスリフトも100年以上前から術式が変化しながらも繰り返し行われている美容外科手術になります。
ただ、術式が変化しても改善が難しい部分があります。
それは口の横の小さなふくらみです。
ネットではだれが命名したのか、口の横のポニョと呼ばれている?ようです。
このふくらみはもとも口を開けるために作られている皮膚のアコーディオンの部分であると自分は考えています。
もしこれが改善するぐらいフェイスリフトで引っ張った場合、おそらく口も横に広がってしまい、口裂け的な感じになってしまうでしょう。
ではどうすればよいのか、というのはまたの機会にお話しします。
青井院長の治療プラン
さて、今回のモニター様は全体的にたるみは軽度なのですが、
フェイスラインのたるみとジョール、口元のもたつきが気になるのと、
顔が四角くなってきたとのことで当院を受診されました。
まずは術前の状態です。
首と顔の境界が少しぼやけてきているのと、ジョールが少し出始めて、顔が四角くなりつつありました。
たるみが軽度なのでミニリフトの中からいくつか術式をご提案しましたが、最終的に中下顔面ネックミニリフトを選択されました。
今回は1年過ぎてから別件でお越しになられたので、患者様のご厚意で術後の長期経過を撮らせて頂きました。
術前に撮影したお化粧ありの写真がありましたので、化粧あり同士で比較しています。
気になるビフォー・アフター
術後1年1か月後の正面です。
口元のたるみが取れて、輪郭が四角から卵型に変わりました。
また、ほほの位置も高くなっていると思います。
次にほかの角度もお見せします。
ジョールとフェイスラインのたるみは改善し顔と首の境界がはっきりするようになっています。
顔が首から独立して小顔にみえますね。
よくフェイスリフトをしてもすぐに元にもどってしまったという声を耳にすることがあります。
当院ではSMASをしっかり引き上げて念入りに固定していることと、(注:固定がキモです。)
基本的にSMASを切り取らずに温存することで顔のボリュームが減らないようにしていますので、長期経過も良好です。
最後に術後の経過をお見せします。
ミニリフトのダウンタイム
今回は1週間後の写真を撮り忘れていました。。すいません。
ただ、腫れがピークの翌日の写真を見て頂くと、どの程度の腫れ具合かイメージしやすいかと思います。。
中下顔面ネックミニリフトはたるみが軽度の方にはちょうど良いと思っています。
社会復帰は1週間、完成するのは3‐6か月、むくみやすい方は8‐12か月かかる場合もあります。
料金とリスク
料金(税込)
中下顔面ネックフェイスリフトミニ 税込み ¥ 990,000-
リスク
フェイスリフト:腫れ、内出血、血種、痛み、むくみ、一時的に皮膚の感覚が鈍くなる、一時的なツッパリ感、傷跡が残る、肥厚性瘢痕、ケロイド、耳の変形の可能性、左右差、術後早期の皮膚の凹凸、顔面神経障害、後戻り、耳介裏面のギャザー、もみあげが後退する
切開ミニリフトのご相談は[宮益坂クリニック]まで!