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糸魚川の未来を灯す場所

海からほど近い台地の、森の中の湧水のほとり、
北に日本海、南に白馬岳姫川、西に黒姫山、東に焼山を見渡す場所に
縄文糸魚川人は3000年にわたって、大きな集落を営んでいました。

天気の良い日には能登半島と佐渡島をのぞみ、
悠大な海の回廊と峻険な山の回廊をめぐって
日本各地さらには朝鮮半島からの人々や物資が行き来しました。
糸魚川を発つ人々の手には、
塩とともによく磨かれた石斧や翡翠がありました。

大地から生まれ、水辺に辿り着いた色とりどりの石たちは
自然により添い、ときには自然の脅威から身を守り、
大切な人と安全にすまう場所をつくり、
大切な人を笑顔にするための道具でした。

大切な人と心地よく、しあわせに生きたいと願う気持ちは
いまの私たちと変わらないことでしょう。

美山の森での、6000年前の未来との出逢い。
自然に遊び、学び、育つ、100人の手からは100通りのくらしが生まれます。
次の世代を育む「心地よさ」が、美山から始まります。


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