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「幼かった私へ」

あんなに嫌いだったことに
気づいたら毎日夢中になっている

世代を超え受け継がれた
なんて言うと聞こえがいいけれど

そんな綺麗事じゃなく
残った未練
辞めてしまった後悔
なによりあの頃の自分を自分で
ずっと許せないでいた

夢中になっていると
関わっている人が
なぜか集まってくる

勘違いだとしても
必然のように思えて

不思議と悪くない気分
昔の思い出が
キラキラ
消化されていくような感覚


あの時の自分
もう許そう
目の前の出来事は
プロローグにすぎないから
後悔せず進んで
そう声をかけたい




現在趣味でやっていることなんですが学生のとき嫌な思いをして、そこまで思い入れもなかったので辞めてしまったきりでした。
ずっとその出来事を引きずっていたわけです。

でも最近、子供が習いたいと言ったので始めさせることになりました。

すると久しぶりに私もやろうかなという気持ちが湧いてきて。
それ以来すっかりハマって私が毎日のように練習しています。

嫌いで辞めたはずなのに今すごく楽しい

まさか大人になって楽しめるなんて思ってもみませんでした。

辞めてしまった後悔を取り戻すかのように毎日取り組んでいます。
また真剣にやっていると周りに話を聞いてくれる人が現れたりして改めて始めることが必然かのように思えます。

結構長く引きずってきましたがその分も今楽しめているので無駄じゃなかったのかもなあと感じて。
もうだいじょうぶだよとあの時の自分に声をかけてあげたい。

そんな思いを詩にしてみました。


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