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まともな議論ができない。その理由。

職場、家庭、学校、部活。
色々な人間関係がありますが、話し合っても建設的な議論ができない場合があります。その理由は、多分、簡単。

(理由1)
全体の利益よりも、個人の利益を優先させるから。

各自は、自分にとって都合の良い理屈を見つけて展開する。
その理屈の矛盾を指摘されても、無視する。

(理由2)
信じている神様が違うから(笑)

人間(の体、脳)には限界があって、
何が正しいか、よく分からないんですよね。

当たり前ですね。
世界中の、あらゆる事について、何が正しいかを、
すべて実験で確認する事はできません。

人は知識の大半を、他人から聞いて記憶しているに過ぎないのです。
結局「何が正しいか?」という判断基準は、
「誰が言っている話か?」に置き換えられています。

そう、真実を確かめているのではなく、
「誰から聞いた話か?」という事を確認して、
判断していることが多いです。

権威のある人(学者やテレビに出てる人)が言ってるから
正しいだろう。みたいな。

人間の思考の判断基準なんて、しょせん、この程度。

そういう中で、誰が言っている話だろうが疑ってかかって、
自分で色々調べて考える人は、
周りと意見対立して孤立するんですね。 
私はこのタイプです。苦労してます(涙)

でも、この性格のおかげで、今があるとも言えます。

人間は議論を尽くしても、分かり合えない事が多い。
そういうものですが、何が正しいかは、時間が証明するでしょう。


老子は「人法地、地法天、天法道、道法自然」
つまり、すべては、なるべきようになる。

焦らず、自分にできることを、こつこつ頑張って、
結果は天に任せよう。
諸法無我。任天。
そういう考え方。心の余裕も大事ですよね。

最後に、老子に関して、おすすめの本です。


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