一緒にスクラムマスターをやってくれる方を探しています!
こんにちはこんばんは。シャペロンでスクラムマスターを担当している いのもえ です。
シャペロンでもついに追加のスクラムマスター(SM)を募集することになりました!
今回は募集にあたって感じている課題などについてこの記事で詳しく説明したいと思います。
「シャペロンに SM として入社したら何をやるの?」「SM 未経験だけど貢献する余地はあるの?」「シャペロンで SM やることでキャリア的にメリットはあるの?」といった不安や疑問の解消の一助となれば幸いです。
前提: シャペロンの LeSS の現在
チーム構成
2024/08 現在、シャペロンの LeSS チームはこんな構成です。
プロダクトオーナー(PO)
プロダクトマネージャーとエンジニア混合の 4 名程度のチームが 3 つ
SM 1 名(私)
マネージャーとして CTO 1 名
アジャイルコーチ 1 名(チーム全体というよりは、 SM が個別に支援を受けることが多いです)
シャペロン全体で 30 名前後の中、 LeSS のチームで約半分の割合を占めている状況です。
また、 LeSS ルールの中では SM が支援できるのは最大 3 チームまでのため、今後の組織拡大においてはボトルネックとなりうることが予想できます。
LeSS 導入の進捗
以下は、LeSS のサイト上で公開されている注力ポイントのグラフです。全く同様に進捗しているわけではありませんが、概ね時計のマークあたりが現状に近いと感じています。各チームや PO の活動につきっきりになる必要はない状況で、自動で実行されるテストなども整備が進められています。基本的には LeSS のガイドやルールに忠実に導入を進めており、 SM が兼任になることも現段階では想定されていません。
新しいスクラムマスターさんと一緒にやりたいこと
専門性が必要なサポートをより強化したい
顧客により早く価値提供するため、直近では以下の 2 点に注力して取り組んできました。
PdM にチームに入ってもらい、要求定義や仮説検証の段階からチームにおまかせする
これまで 3 ヶ月に 1 度だったリリースサイクルを短縮する
去年の今頃と比べると、チームの仕事はより多様になっていることは間違いありません。また、今後も多様になり続けることが予想されます。
このチームの成長を支えるために、 SM にも「プロダクトマネジメント」や「アジャイルのライトウィングと呼ばれる領域の専門知識」がこれまで以上に必要だと強く感じています。
私はシャペロンに入社してから、アジャイルのレフトウィングと呼ばれる領域を中心に伸ばしていたこともあり、これらの専門知識に強みがあるとは言えない状況です。是非専門知識をお持ちの方と一緒にチームをサポートしていきたいと考えてます。
目を増やして、より丁寧に観察・介入できる状態にしたい
チームが新たなやり方を試すときには、個別のプロジェクトの中でプラクティスを取り入れることが多いです。ときには、 SM がかなり初期段階から観察・介入するのが良さそうな状況になることもありますが、実際のところは実行しきれていません。 1 人の SM が複数チームを支援している状況では、個別のプロジェクトについて初期段階から丁寧に関わることは難しく、チームから「ユーザーストーリーマッピングをやりたい。当日のファシリテートをお願いできないか」といった具体的な提案をもらうことが多いです。
チームの仕事がより多様になっていく今後のプロセス改善においては、個別のプロジェクトの中でプラクティスを試していく局面が多くなっていくことが予想されます。今のうちに早い段階から PO やチームを支援できるような体制にしていきたいと考えています。
シャペロンでスクラムマスターを担当するメリット
会社全体に影響を及ぼす体験が得られやすい
会社全体に対して開発に関わるメンバーの割合が多い状況のため、プロセス改善の中では開発部門以外にも働きかけることが多くなりやすいです。
実際勤務している中でも、マネージャーとしての権限はないですが「やっていることはほとんどエンジニアリングマネージャー(EM)と変わらない」「むしろ一瞬 EM だったときよりも範囲が広いかも」と思っているところもありまして、キャリアパスにマネジメントを置きたい方には特におすすめな環境です。
フルリモート環境での専任スクラムマスターにチャレンジできる
シャペロンでは全社でフルリモート勤務を採用しています。実際にフルリモート下のスクラム実践してみると、スクラムイベント等における参加者の意見収集やコラボレーションの仕方について、かなり工夫が必要だと感じます。例えば MTG 内で工夫せずに意見を収集しようとすると、参加者に直列に意見を述べてもらうことになります。それだけで大幅に時間がかかります。一方で、テキストのコミュニケーションに頼りすぎるとアジャイルの良さを失い兼ねません。
顧客への素早い価値提供を実現しながら非同期的なやりとりを効率良く使えることは、リモートワーク実施の如何に関わらず有益なスキルです。
特にスクラムマスターを専任で担当することで、両立するためにどのようなプロセスにするべきなのか?を考え抜くことになりますから、こういったスキルに価値を感じていただける方にはぴったりな環境だと思います。
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