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海外一人旅/初心者時代のハプニング

2018年から海外旅行にハマりだして、よく一人で色んな国に出かけていました。

海外旅行自体は2013年に一度だけロサンゼルスに行ったことがあり、その時は友達との2人旅。旅行会社への予約や旅のスケジュール組み等は友達がすべてやってくれて、旅の当日は日本語での送迎や現地ツアーを利用したので、初めての海外旅行&英語を全然話せないという状況でも特に問題なく終了。

が、2018年からの海外旅は一人。旅費の節約のために航空券やホテル等の手配はすべて自分でやり、現地での移動や観光もほとんど自分のみで実行。英語は相変わらずあまり話せない。

そんな海外一人旅初心者時代に起こった、マカオと台北でのハプニングを書いてみたいと思います。

マカオで雨。傘を求めて右往左往

初の海外一人旅では2泊3日で香港・マカオに行きました。
初日は香港で食事と街歩き、2日目はフェリーでマカオに移動して夕方までの日帰り観光&夜は香港観光というスケジュールで、2日目のマカオにてハプニングが発生。

なんとマカオに着いたらけっこう強めの雨でした。事前に天気予報を見ていなかった自分が悪いのですが、傘もカッパも持ってないし、悪天候で寒くて風邪をひきそう(4月だったので上着なしの薄着でした)。

でもせっかく来たんだから観光しないともったいないし、日帰りだから観光に使える時間が4時間くらいしかない、すぐ動きたい。というわけでまずは傘を買うことに。

マカオでフェリーを降りたあとは各主要ホテルまでの無料送迎バス(誰でも利用可能)があったのでそれに乗車し、ホテルに着いたあと傘を買える場所を周りの人につたない英語で聞いたところ、ニューヤオハンという日系デパートに行けばいいのではという情報をゲット。

ホテルのタクシー乗り場で運転手に「ニューヤオハンまで」と言うと「近すぎるからダメ」と断られたものの(泣)、別のタクシーに聞いたら乗せてもらうことができ何とかニューヤオハンに到着。傘は売ってましたがデパートなので価格が高めで、キティちゃんの紺色の折り畳み傘なら確か3,000円くらいでありました。当時32歳だった私は、この歳でキティちゃんか…でも紺色だからいいか…など思いながら購入。

しかし、やっと傘が手に入った!と意気揚々とデパートを出たら、なんと雨が上がっていました(笑)

時計を見ると、観光に使える時間は残り2時間半。傘探しという無駄な行為に1時間半も使ってしまった後悔、残り時間でなんとか観光を済ませなければという焦りが入り混じるなか、ようやく本来の目的地に向かいました。

世界遺産のセナド広場をブラブラしつつ上着を購入したり、同じく世界遺産の聖ポール天主堂跡に行ったり。

セナド広場

名物のエッグタルトも食べましたが、時間がなくパッと食べてすぐ移動したのであまり味わうことができず。

全体的に駆け足でとてもバタバタとした、余裕のないマカオ観光となってしまいました。。この時の経験から、折り畳み傘と上着は私の旅行時のマストアイテムとして常に持ち歩くようにして、天気予報チェックも忘れないようになりました。

台北の民泊でシャワーが使えない

2度目の海外一人旅は前述の香港・マカオ旅の約一か月後、2泊3日で台北に行きました。この時の宿は Airbnb で台北駅近くの部屋を予約していたのですが、その宿でハプニング発生。

旅の初日、観光を終えて夜11時過ぎに宿に到着。
シャワーを浴びようとお風呂場をのぞいてみたらビックリ。便器とシャワーが横に並び、その間には仕切りがまったくないので、シャワーを浴びると便器がまるごとずぶ濡れになってしまうという浴室でした。

こういう浴室は海外ではよくあるようなのですが、海外旅行初心者だった私は当時そういうことは全く知らず。さらに全体的に古めかしい雰囲気であまり清潔感がなかったので、そこでシャワーを浴びる気にはどうしてもなれず。。汗をかいて体がべたべたした状態が気持ち悪かったですが、そのまま就寝しました。

そして翌日。当初の予定では朝から九フンという観光地に行くつもりでしたが、体の汗を流したかった私は台北のお風呂スポットをスマホでネット検索しまくり、北投(べいとう)温泉という温泉地を発見。台北駅から電車で約30分と近かったため、急きょそこに向かいました。

そして北投温泉に到着後、瀧乃湯という銭湯へ。Wikipediaによると台湾に現存する浴場では最古だそう。台湾の公衆浴場では水着着用が義務づけられている所が多いそうですがここは水着なしでOK、さらにタオル販売もしていたのでその時の私にピッタリの銭湯でした。

瀧乃湯の玄関
瀧乃湯の受付

そうして無事に汗を洗い流せてサッパリ!
瀧乃湯を出た後は周辺を軽く散策しました。地熱谷という源泉がわいているスポットに行ったり、温泉卵を食べたり。北投温泉は全体的に硫黄の強い香りが漂っていたのですが、その香りの源が地熱谷のようです。

地熱谷

ちなみにこの2日目の夜も宿のシャワーは使いませんでしたが、代わりに翌日の帰国日に桃園国際空港でシャワーを利用したので、帰りの飛行機にはきれいな体で搭乗することができました。

Airbnbは普通のホテルよりリーズナブルなことも多いですが、この一件以来、何となく利用する気になれず今に至っています。

ただ北投温泉での入浴や散策はとても良い思い出で、もし宿のシャワーを使えていたら北投温泉に行くことは無かったので、そういう意味ではいい経験ができたなぁとも思っています。

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