【本紹介♯114】経済学入門
私は現在、中小企業診断士の勉強を行なっています。
そして7科目あるうちのまだ1科目しか勉強していないわけですが、その科目が「経済学」なのです。
経済学は言われてみれば誰でも理解できるものを、なぜか無駄に複雑な数式やグラフで表したりする学問です。
ただ、この言われてみれば誰でもわかるってところがキモなわけで
そもそも私たちは日々暮らす中で、経済とは切っても切れない仲なわけで
だとしたら、中小企業診断士を学んでいたり、経済学の学生じゃなかったりしても
ある程度のことは教養として知っておくべきなんじゃないかなあと思ったのですが、いかがでしょう?
まあ、この教養として身につけるとはいっても
今現在我が家にあるマクロ経済学やミクロ経済学なんて本を、興味のない人に勧めるか?と言われると、確実にNoでしょう。
じゃあ、どうやってご紹介しようかなあと思っていた時に、これだ!という本に出会いました。
程よくいい感じに図が入っているので、うわあああ教科書やめてええという気持ちになりません。
そしてさらに嬉しいことに、数式やグラフもほとんど出てきません。
じゃあ何が出てくるねんというと、誰が聞いても理解できる理屈です。
少なくとも、これを読めばニュースや新聞で言っている内容を理解するきっかけになるのではないでしょうか。
イメージでいうと、池上彰先生が優しく噛み砕いて説明してくれている感じです。
ここから詳しく知りたいと思った人は、知識を深めていけばいいんじゃないでしょうか。
経済学を勉強していると、意外と社会に役立つかもなあと思うことも多いです。
各国の政策とか、アベノミクスはなんであんな形で行われたのか、政策系が特に分かるようになります。
すると、これからの情勢もなんとなく分かってくるので、何よりニュースキャスターがいうことを鵜呑みにするのではなく
自分はどう思うかと一度考えることができるようになります。
就活生なんかも読んでおくといいかもですね
面接で、最近気になっているニュースはなんですか?とか聞かれたような記憶がありますし。
そんな感じで幅広くの方にオススメの一冊なのでした。
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