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【本紹介♯111】ビットコインの可能性

ビットコインについて、私はあまりよく知りませんでした。
株式投資を知らないときと同じように、なんか怪しげで胡散臭い
ギャンブルみたいなもんじゃないの?と穿った目で見ておりました。
そして、株を知ったあとは、ビットコインなんてFXと同じじゃんあれは投機だよなんて知った口を聞いていました。

そんな恥を晒しまくって遠ざかってばかりいましたが
そろそろきちんと本を読んでおくかと怪しげでなさそうな本を読んでみることにしました。

この本を読んで、いかに自分がビットコインに対して浅はかな考えを抱いていたかということを理解しました。

以前もしかしたら紹介したかもですが、お金の歴史について学んでから読むと違った視点で見ることができます。

言ってみれば、世界的に基準となるくらいの通貨になった国が強くなるってことで
今はアメリカなんですが、ビットコインはもしかするとこの基準硬貨になり得る存在かもしれないということでした。

ビットコインの便利な使い方としては投機ではなく、外貨への交換ツールかなあと。

例えば海外旅行したい!というとき、その国のお金を用意しなければなりませんが、クレジットカードで買おうが現金を交換しようが
とにかく手数料が高いんです…

そこで、円→ビットコイン→ユーロのように、一度ビットコインをかますことで
かなり少ない手数料で、外貨へ交換が可能になるよとのことでした。

さらにいうと、海外へ働きに行っている人たちが自国に送金するにも便利ですよね。
人の手で色々調べなきゃならないのは分かるんですが、手数料というビジネスがどんどん旨味がなくなっていくように思いました。

こう考えてみると、今って外国とやりとりするハードルのひとつに通貨が異なる問題があるじゃないですか
その問題がビットコイン的な存在が発展することで、例えばショッピングとかももっと容易にできるようになり
輸入業とかの衰退というか、海外の人と消費者が直でやり取りしやすくなるような気がします。

あとは、お金を持っているのが強い国である証拠であるならば、こんな風にビットコインみたいな無国籍の硬貨が世に出回ることで、世界情勢も変わってくるのかなあ…なんて
考えていくと、このままもし発展していけば
各国が黙っちゃいないでしょうね。笑

大きな政府から小さな政府を良しとする動きが加速していくのでしょうか。

将来予想にビットコインという存在がいかに大きく関わってくるかという一種の怖さも感じたのでした。

以上、みかんでした。

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