最近の「推し」を、ただ紹介するだけの回
最近ハマっている番組がある。
NHKが2018年から放映している「100カメ」である。
ご存知の方も多いのかもしれないが、NHKオンデマンド愛用歴2年目になるにも関わらず、わたしは観たことがなかった。不覚である。
わたしがこの番組にハマっている理由を考え、書き出してみた。
・さまざまなジャンルの場所に、100台の固定カメラを設置して観察する徹底ぶり(普段は絶対設置しないであろうアングルもあって面白い)
・司会のオードリーの二人が、軽妙なツッコミをワイプ越しに入れてくれるので、気楽に視聴できる
・普段おそらく覗けないであろう場所(東京メトロの総合指令室とか)もメディア初潜入してて、好奇心の権化には非常に興味深いコンテンツが多い
・(これはNHK系の番組全般に言えるけど)とにかく編集力が高いので、絶対知らないであろう複雑な業界習慣や用語、ピンチの乗り越え方などもめちゃくちゃ分かりやすく解説してくれて、明日使えるかもしれない有用な知識(誰かに話したくなるネタ)が身につく
どうでもいいが、久しぶりにnoteをPCで書けているのも、ついさっきまで100カメのアーカイブ放送を見ていたからだ。
もし「100カメのファン」あるいは過去会で印象に残っている会がある人はぜひ教えてください。しばらく飽きるまで見続けると思いますw
ちなみにわたしの推し(というか昨日から今日まで見た回)はこちらです。
感想
都民9年目のわたしはメトロ乗る機会も多く、だからこそ「メトロあるある」を感じながら楽しく視聴させていただきました。ぶっちゃけ急いでる時には「なんで遅延すんねん」とか心が1mmになってることもあったけど、放送内で春日氏が言ってるように「過去の自分をぶん殴りたくなる」くらい、どれだけ遅延回避を心がけているか、メトロ職員さんたちの徹底ぶりに感服いたしました。世界は誰かの仕事で回ってる、ってリアルガチです。なんか、あまりのプロフェッショナル魂に番組中盤で泣いちゃったわ(ホルモンバランスがあまりに不安定な時期なのもある)とりあえず都民と首都圏の住民には全員見てほしい内容。
感想
かの有名なTE☆GA様の女性のセルフプレジャーグッズ開発チームに密着したり、生理痛を体験できる機器を研究する女子大、女性の悩みに向き合う美容クリニックなど、なかなか垣間見ることのできない「女性の性の世界」を丁寧に描いているのが面白かったです。あと、もちろんモザイクかけてる人もいたとはいえ、結構顔出ししたまま本音を話している女性たちがいるのもかっこいいなあと思ったし、社会の変化の兆しをまじまじと感じましたね。
感想
まだアーカイブを4本しか見てないけど、確実に一番泣いた回。埼玉のとある産院で、新しい命の誕生の瞬間を100台のカメラで追いかけた名作回。もうね、助産師さんカッコ良すぎるし、新米助産師さんの心温まる成長ぶりとか、それを見守る先輩助産師さんの姿に大体ずっと泣きながら視聴しました。(自分が子どもを産んだことで、キャリアを全て変えて助産師になった方とかすごすぎる)あと、夫婦でお産を乗り越える瞬間を覗かせてもらえるわけですが、本当にパートナーの存在って心強いんだなあとも思えた。他にも、無痛分娩と通常分娩の様子の違いとか話を聞くだけじゃなかなかイメージしにくいけど、カメラ越しにハッキリ妊婦さんの様子が異なるのが理解できて、将来もしもの時に自分はどうしたいのか、を考えるきっかけにもなった。とにかく男女関係なくみんな見てほしい。誰もがこうやって奇跡の連続を経て生まれてきたんだなって思えると、世界の見方が少し変わるような気も。
ああ、あまりに面白いのでずっと観てしまいそうになるけれど、やることも多いタイミングなので、息抜き程度に視聴を続けていこうと思います。
さて、ライランも残り3日かあ・・・
こうやって文章を書くことに慣れてきたのは良いことだな。見て終わり、ってことがなくなった!素晴らしい変化です。
明日からもいろんな刺激に出会えて、noteが書けますように。