52才を楽しく生きる。
あっという間に、52才になってしまいました。
若い時の私は今を想像していたでしょうか。
小さい頃からの夢は、看護師さん。
高校を卒業し、病院の寮に入り看護学校に行ったのは人生の宝物。
本当に辛かったけと、仲間がいれば、何とかなる。そんな経験は今の生活にも繋がっている気がする。
ともすると、自分だけが一番大変で、辛いよ〜っと思う時も、周りを見渡すと意外に人も大変なんだなって、自分だけではなかったと思えるようになった。
きっとそれもその頃のおかげかな。
そして、何よりも看護師で働くことが楽しくて、楽しくて仕方なかった。
大きな病院では、なかったし。花形の外科や救急でもなかったが、どんな仕事も毎日が、一生懸命だった。
でも、ある日突然
長男を事故で亡くしてしまった。
即死という、あっという間のお別れでお空に行ってしまった。
今までも、たくさんの命のカタチを見てきた。
がんばって、生き抜く命。がんばってもがんばっても、がんばれない命。それぞれに大切な命。
母さんが看護師してたのに、最後何にも出来なくて、ごめんなさいね。
改めて、儚い命を痛感した。
そんな私を支えてくれたのは、同じ思いをしていた被害者遺族の皆さんだった。
私だけじゃないんだなって、心から思ったし、心強かったと思う。
やはり、当事者にしかわからない事はたくさんある。
それは、それぞれの立場もそうかもしれない。
ただ、同じ思いの当事者に出会うまでに時間がかかる。
あれから、今年で9年。
50才を過ぎて、断捨離をはじめた。
捨てられない、大切な思い出もまだあるけど
少しずつ出来た新しい空間に、これからを生きるスペースを作った。
部屋の写真も入れ替えた。
今、あるたくさんのイノチと向き合う。
少し楽に生きて良いと言われた気がした。
自分の為に、自分の時間を使う楽しみも出来た。
だから、毎日が感謝。後悔しないよう。
毎日を幸せに。たくさん笑う。
そんな、日常を文にするには難しい(・・;)
まだまだ、まだまだ
弱っちだけど、弱っちなりの、明日が来るさ。